新規上場ETF・ETNの横顔

2025年3月28日上場

349A:SMDAM Active ETF 日本グロース株式

提供元:三井住友DSアセットマネジメント

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2025年3月28日にSMDAM Active ETF 日本グロース株式(銘柄コード:349A)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

基本情報

銘柄名・コード SMDAM Active ETF 日本グロース株式(銘柄コード:349A)
ファンドの特色 成長市場での競争優位性を持つことで長期的な成長が見込まれる持続的成長企業を選別し、中長期的に市場を上回る投資成果を追求するアクティブ運用型ETFです。
ベンチマーク TOPIX(東証株価指数、配当込み)
運用方針の概要 ・主として日本の取引所に上場している株式に投資し、信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行います。中長期にわたり、持続的に利益成長が可能でかつその確度が高いと評価する企業に投資し、TOPIX(東証株価指数、配当込み)を上回る投資成果を目指します。
・中長期成長テーマ分析及び企業ポジショニング分析に基づく有望市場に着目し、重点的な企業調査を行います。
・銘柄選択にあたっては、成長戦略、事業ポートフォリオの質、コストマネジメント力等の定性評価および増収率、利益率、ROE(自己資本利益率)等の定量評価により組入銘柄を決定します。
計算期間 毎年2月21日~2月20日
(※最初の計算期間は2025年3月27日から2026年2月20日まで)
分配金支払基準日 毎年2月20日(年1回)
管理会社 三井住友DSアセットマネジメント株式会社
信託受託会社 三井住友信託銀行株式会社
(再信託受託会社:株式会社日本カストディ銀行)
売買単位 10口単位
信託報酬 年0.583%(税抜き0.53%)以内
上場日 2025年3月28日(予定)

新しいETF組成の思い

「SMDAM Active ETF 日本グロース株式」(以下、「当ファンド」)は、当社のアクティブ運用型ETF第二弾として新規に設定します。

2023年に東京証券取引所が資本コストや株価を意識した経営を企業に要請し、企業の資本効率改善が進むとの期待から主として海外投資家からの資金流入が進みました。その結果、国内株式市場は大きく上昇し、2024年7月に主要な株価指数(日経平均株価・東証株価指数)が史上最高値を更新するに至りました。一方で、2024年1月から始まった新NISAでは、海外株式で運用する投資信託への資金流入が目立ち、国内株式で運用する投資信託への注目は限定的でした。

こうした背景には、グローバルに高い競争力を持ち活躍する日本企業の株価は、良好な投資成果を示しているにもかかわらず、十分に投資家の皆さまに認知されていないことがあると考えています。当ファンドを通じて、そうした日本企業の魅力を皆さまにお伝えできるよう、持続的成長の潜在力を持つ銘柄を早期に発掘・投資し、中長期的に市場を上回る運用成果の獲得を目指します。

新しいETFの特徴

当ファンドは、成長市場での競争優位性を持ち、長期的な成長が見込まれる持続的成長企業を見極めることで、中長期的に市場を上回る投資成果を追求します。当ファンドの運用チームは、1999年からグロース株投資のノウハウを蓄積し、主に機関投資家向けに提供している類似ファンドにおいて、設定来でTOPIX(配当込み)を大きく上回る投資成果を獲得しています。

【図1】(ご参考)類似ファンドおよび市場のパフォーマンス推移
(2014年12⽉9⽇(類似ファンド設定⽇前⽇)~2025年1⽉31⽇、日次)

※TOPIX(配当込み)は2014年12⽉9⽇を10,000として指数化。
(注1)類似ファンドの推移および騰落率は基準価額ベース。2025年1月31日現在、類似ファンドは分配を行っておりません。
(注2)類似ファンドの騰落率は実際の投資家利回りとは異なります。
(出所)Bloombergのデータを基に当社作成
※類似ファンドは、当ファンドの運用チームである「運用部 リサーチアクティブグループ」が当ファンドと同様の運⽤⼿法で運⽤しています。ただし、当ファンドの調査対象候補銘柄群は類似ファンドより幅広く設定されているため、類似ファンドと同様のリスク・リターン特性とならない可能性があります。また、類似ファンドには信託報酬がかかりませんが、当ファンドは年0.583%(税込み)以内の信託報酬がかかります。
※上記は類似ファンドの過去の実績であり、当ファンドの将来の運⽤成果等を⽰唆あるいは保証するものではありません。

運用方針の特徴

当ファンドは、再現性の高い運用プロセスに基づいて、超過収益の獲得を目指しています。主として以下3つの銘柄選定プロセスに則り、持続的に利益成長が可能でかつその確度が高いと評価する企業群を抽出します。ファンダメンタルズの変化の兆候を見逃さず、潜在力のある企業へ投資することで、市場を上回る投資成果の獲得につながると考えています。

(1)中長期成長テーマ分析(含むグローバルテーマ分析)
国内外の中長期的なトレンド(メガトレンド)の詳細分析を実施し、市場拡大の恩恵の享受が見込まれる重点調査市場を選定。

(2)企業ポジショニング分析
アナリストと共同で、業種または製品群別に市場成長率や外部環境(生産動向、価格動向、需要動向等)、競合状況などを考察し、ブルーオーシャン(競合が存在しない)市場を選定。

(3)個別銘柄リサーチ
有望市場に着目し、定量評価、定性評価の両面から、組入銘柄を選別。

投資家の皆さまへ

当社は今後も一層の商品開発力と運用力の向上を図り、ETFへの取り組みを強化する方針です。当社の強みであるアクティブ運用力を生かした商品を中心にラインナップの拡充を行い、個人投資家および機関投資家の皆さまの資産形成に貢献していきたいと考えています。

用語解説

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