2025年4月16日上場
356A:グローバルX S&P500 キャッシュフロー・トップ100 ETF
提供元:Global X Japan
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2025年4月16日に【グローバルX S&P500 キャッシュフロー・トップ100 ETF】(銘柄コード:356A)を新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。
基本情報
銘柄名・ コード |
グローバルX S&P500 キャッシュフロー・トップ100 ETF(356A) | ||
ファンドの特色 | 米国の代表的指数であるS&P500指数に含まれる銘柄のうち、10年以上フリーキャッシュフローがプラスで、資本効率性などが優れている100銘柄から構成される、「S&P 500 Quality FCF Aristocrats Index (配当込み、円換算)」との連動を目指すETFです。 | ||
対象指標 | S&P 500 Quality FCF Aristocrats Index(配当込み、円換算) | ||
対象指標の概要 | S&P 500 Quality FCF Aristocrats Indexは、S&P Dow Jones Indices LLCが開発した株式インデックスです。基本的にS&P500指数に含まれている銘柄から、10年以上連続でフリーキャッシュフロー(FCF)がプラスである企業を抽出し、さらにFCFスコアによって選定された100銘柄から構成されています。
・S&P500指数を母集団とし、おもに以下のプロセスによって組入銘柄を選定します。 ✓組入候補銘柄の選定 ✓組入銘柄の選定 ・各銘柄の組入比率は、浮動株調整後時価総額とFCFスコアの積によって算出されます。ただし、1銘柄につき上限5%、下限0.05%となります。また、セクターウェイト※は40%が上限となります。 ※業種名および産業名は、原則としてS&PとMSCI Inc.が共同で作成した世界産業分類基準(GICS)によるものです。 |
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計算期間 | 毎年4月11日~10月10日、10月11日~翌年4月10日 (※最初の計算期間は2025年4月14日から2025年10月10日まで) |
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分配金支払基準日 | 毎年4月10日、10月10日(年2回) | ||
管理会社 | Global X Japan株式会社 | ||
信託受託会社 | 三井住友信託銀行株式会社 | ||
売買単位 | 1口単位 | ||
信託報酬 | 0.18%(税込0.198%)以内 | ||
上場日 | 2025年4月16日(予定) |
新しいETF組成の思い
グローバルX S&P500 キャッシュフロー・トップ100 ETFは、米国の代表的な株価指数であるS&P 500に含まれる銘柄のなかでも、フリーキャッシュフローが10年以上プラスであり、より優れたファンダメンタルズが期待できる100銘柄から構成されるETFです。
新しいETFの特徴
長期投資に有効なフリーキャッシュフロー・ファクター
フリーキャッシュフローとは、企業のキャッシュ創出力を表す指標で、企業が事業活動で稼いだ収入から事業に必要な費用や設備投資等の支出を差し引いた後に残る、自らの裁量で使える余剰資金を示しています。米国においてフリーキャッシュフロー・ファクターのファクターリターンは、バリュー・ファクターやグロース・ファクターと比較して、長期間安定したリターンを積み上げています。短期的には、バリュー・ファクターやグロース・ファクターに着目した投資の方が優位に働く局面もありますが、米国株への長期投資を考えた場合、企業のフリーキャッシュフローに着目した投資戦略は有効な手段であると考えられます。
(出所)BloombergよりGlobal X Japan作成
S&P 500構成銘柄の中から、フリーキャッシュフローに着目して、100銘柄を抽出
当ETFの連動対象指数では、S&P 500構成銘柄の中から、フリーキャッシュフローに着目して、100銘柄を抽出しています。十分なフリーキャッシュフローを有する企業は、成長投資や株主還元施策のほか、債務返済において有利な立場にあると考えられ、フリーキャッシュフローの活用による企業価値の向上及び株価の上昇が期待されます。
対象指数の2025年2月末時点の構成銘柄には、クレジットカード大手のビザとマスターカード、大手IT企業のメタ・プラットフォームズやアルファベットなどの、安定した収益基盤を有する企業が含まれています。また、セクターでは、情報技術セクターや金融セクターをS&P 500と比較してオーバーウェイトしています。
(出所)Bloomberg、S&P Dow Jones IndicesよりGlobal X Japan作成
(出所)S&P Dow Jones IndicesよりGlobal X Japan作成
対象指数のパフォーマンスを見てみると、長期的にはS&P 500を大きくアウトパフォームしています。また、暦年別騰落率でも、2001年から2025年までの25年中17の年でS&P 500をアウトパフォームしている*ことからも、安定的に市場を上回るパフォーマンスが期待できると考えられます。
*2001年は2001年4月20日から年末まで、2025年は年初から2025年2月28日までのパフォーマンスで比較しています。