プロが語る!資産形成のすゝめ

投資初心者にこそ知ってほしい!

お金を“もっと賢く”増やすバフェットの黄金ルール

提供元:ブラックロック・ジャパン

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このところ、不安定な相場が続いています。NISAで投資を始めたばかりだと、もっと下がってしまったらどうしよう、今より下がってしまう前に売った方が良いのではないか、と不安になる方も少なくないはず。マーケットはこれまでにもリーマンショックやコロナショック、ブラックマンテーといったような大きな暴落局面があり、長期で投資をしていく中でそういった局面に直面してしまう可能性はないとは言い切れません。では、どうすればより賢く投資をしていけるのでしょうか。今日はその方法のひとつをご紹介します。

「投資の第1ルールは、絶対に損をしないこと。第2ルールは、第1ルールを忘れないこと」 *

これは「投資の神様」とも呼ばれる、世界的な投資家ウォーレン・バフェットの名言です。投資において最大のリスクは、大きな損失を被ること。というのも、大きく下落してしまうと、元の価格に戻すには下落率以上のリターンが必要になります。例えば、資産が50%下落すると、元に戻すためには100%のリターンが必要になります。この、元の価格に戻すのに必要なリターンは下落率が大きければ大きいほど何倍にもなってしまいます。今大きく上昇している資産や銘柄は魅力的に見えますが、リスクもしっかり管理することが大切です。

出所:ブラックロック。上記は例示のみを目的としたものです
*出所:Warren Buffett, Adam Smith’s Money World: How to Pick Stocks & Get Rich, PBS (1985).

安定した運用のカギは、異なる値動きをする資産への分散投資

では、リスク(値動きのブレ)を抑えるためには、具体的にどうしたらいいのでしょうか?ずばり、異なる値動きをする資産に分散投資をする、「投資ポートフォリオ」を作るのが大事です。長期投資の第一歩として、S&P500やMSCIオール・カントリーといった指数に連動する投資信託等を保有している方も多いと思います。1つの商品でたくさんの銘柄に分散投資ができると思いがちですが、同じ資産は値動きが近くなってしまう特徴があるため、全て「株」という資産だけを組み合わせても分散効果が充分とは言えません。よりリスクを抑えた分散投資を目指す場合、銘柄を分散するだけではなく異なる値動きをする資産に分散投資することも重要です。

リーマンショックで最も下がらなかったのはオール・カントリー?

具体的に見ていきましょう。下の図はリーマンショック時の主要な資産クラスのパフォーマンスを比較したものです。NISAでも人気のS&P500、オール・カントリー、日経平均はそれぞれ国や組み入れ銘柄数が異なるのですが軒並み40%以上下落したうえ、世界に上場する3,000以上の銘柄が組み入れられ、銘柄数で見ると最も分散されているオール・カントリーが最も大きく下落していたことが分かります

その一方、なんと債券や金の価格は上昇していたんです。下記の図でも分かるように資産によって値動きの特徴は異なるので、何銘柄・何か国に分散しているから安心!の一歩先、具体的に何に投資をしているかに注目し、値動きの異なる資産を組み合わせた“投資ポートフォリオ”を作ることが、下落を抑えながら資産形成をするうえでとても重要になります。

出所:ブラックロック、ブルームバーグ。 2007年5月末から2009年2月末までのパフォーマンス。S&P 500 = 「S&P500指数」(ネットリターン修正・円ベース)オール・カントリー=「MSCI ACWI Index」(ネットリターン・円ベース) 日経平均=「日経平均トータルリターン・インデックス」日本国債=「FTSE 日本国債インデックス」 米国国債=「FTSE米国債20年超セレクト・インデックス」・円ベース 金=「LBMA金価格」・円ベース。上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。

ポートフォリオ投資にはETFがおすすめ

でも、投資ポートフォリオってどうやって作るの?という方は、まずは少額から色々な資産(国内株・海外株・国内債券・海外債券・コモディティ)を組み合わせてみることから始めてみましょう。少額でのポートフォリオ投資にはETFがおすすめです。投資信託と違い全ての証券会社で購入することが出来るので、1つの証券口座でポートフォリオを作る事が可能なうえ、投資信託はものによって販売手数料が設定されていますが、ETFは上場商品なので販売手数料はかかりません。その代わり取引の際に取引手数料がかかるのですがネット系証券会社であれば東証上場ETFの取引手数料を無料にしているところも少なくありません。少額からでも安定的に資産形成をしたい方にぴったりのツールだと言えます。

iシェアーズETFは、個人投資家の皆様の投資ポートフォリオの形成を後押ししたいという考えから、ポートフォリオの基盤となる5つの資産すべてにおいて、業界最安値*1の信託報酬率を実現しております。また、これらのETFはすべて新NISA成長投資枠対象なので、非課税でポートフォリオを組むことが可能です。

出所:ブラックロック、2025年1月末時点 *1: 東証に上場しているETFの、税込み信託報酬率の比較。1329は日経225連動ETFで比較。1475はTOPIX連動ETFで比較。2561は日本国債ETFで比較。1655はS&P500連動ETFで比較、他社ETFと同率の最低水準。2256は唯一の米国総合債券ETF。314Aは金価格に連動するETFで比較。 *2: 純資産総額に応じて適用される信託報酬率が異なる、段階料率を採用しております。詳細は交付目論見書をご参照ください。

最安値だからこそ「ほったらかし投資」にも負担が少ないうえ、証券会社の定期買い付けサービスを活用して積立をすることもできます。また、株のようにリアルタイムで取引できるETFだからこそ、市場を見ながら売買したい時も安心です。ポートフォリオの比率を調整したいときや、上がったタイミングでの利益確定売りや下がったタイミングでの買い増しをしたい場合でも、指値注文を活用することで納得感のある価格で簡単に売買できます。NISA成長投資枠であれば一度売却しても枠は復活するため、基本は自動でつみたてながら、マーケットが大きく動いたときに売買する、という使い方ができるのもETFならではのメリットです。

値動きの異なる資産クラスに投資した場合に期待できる効果とは?

実際に先ほどの5種類の資産に分散投資をした場合、過去の下落局面でどのようなパフォーマンスとなっていたかをデータから見てみましょう。こちらは2018年、世界同時株安のタイミングでの値動きになります。国内株・海外株・国内債券・海外債券・コモディティに投資ができるETFを20%ずつ均等に保有した場合とTOPIX、円換算したS&P500を比較すると、このようにしっかりと下落が抑えられていることが分かります。*保有する銘柄の割合や組み合わせによってパフォーマンスは変わるので、自分に合った組み合わせを少しずつ探してみてください。

出所:ブルームバーグ、ブラックロック、2018年9月末時点から2018年12月末時点までの期間での変化率。iシェアーズ東証上場ETFの連動対象指数を使用した、参照用のポートフォリオです。実際のETFのデータではありません。こちらのポートフォリオは、例示を目的として過去のデータに基づいて作成したものであり、その比率を推奨するものでも、将来のパフォーマンスを約束するものでもありません。 TOPIX(参考) = 「TOPIX(配当込み)」、基本ポートフォリオ=日経平均トータルリターン・インデックス、FTSE日本国債インデックス、S&P500®(税引後配当込み、TTM、円建て)、ブルームバーグ米国総合インデックスTTM(為替ヘッジなし、円ベース)、LBMA金価格(円換算ベース)をそれぞれ20%ずつ組み入れたポートフォリオ。
*将来のパフォーマンスを約束するものではありません

まとめ

いかがでしたでしょうか?お金を“もっと賢く”増やすためには、リスクを分散しながら、長期的に資産を育てていくことが大事です。iシェアーズETFの最安値シリーズを活用しながら、自分に合った資産運用を始めてみませんか?本記事で紹介したETFについてより詳しく知りたい方は、ぜひ以下の「関連リンク」からiShares ETF全ラインアップをご確認ください。

(提供元:ブラックロック・ジャパン)

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