預貯金がメインの人が多数!

金融資産の保有先は?

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近年、株や投資信託へ意欲を持つ人が増えてきているが、会社員が最も多く保有している金融資産の種類はなんだろうか。現在保有している金融資産の種類と、今後、預貯金以外の金融資産を増やしたいか全国の20~40代の会社員1,177人を対象に調査した。

Q1. 保有している金融資産の種類はなんですか?(複数回答)

預貯金 63.7%
国内株式 36.1%
国内投資信託 22.3%
外国投資信託 19.8%
外国株式 16.0%
個人年金保険 14.2%
積立型保険 10.6%
債券 3.0%
その他 1.5%
特にない 11.6%

保有している金融資産の種類について尋ねると、「預貯金」との回答が特に多く「国内株式」「国内投資信託」といった回答もいくつか寄せられた。外国では投資や株を行っている割合が金融資産の多くを占めているものの、日本国内ではまだ預貯金がメインとなっているようだ。

Q2. 今後、預貯金以外の金融資産を増やしたいと感じますか?

増やしたいと感じる 77.3%
増やしたいと感じない 10.2%
どちらともいえない 12.5%

今後、預貯金以外の金融資産を増やしたいと感じるか尋ねたところ、全体の7割以上の人が「増やしたいと感じる」と回答した。近年、預貯金における利率が低いことや、老後の資金への不安などから、預貯金以外の金融資産を増やしたいと感じる人が多いのかもしれない。

Q3. 定年退職までに保有しておきたい金融資産はいくらですか?

3,000万円以上 34.5%
2,500~3,000万円未満 11.9%
2,000~2,500万円未満 14.4%
1,500~2,000万円未満 9.1%
1,000~1,500万円未満 6.1%
500~1,000万円未満 2.7%
500万円未満 2.6%
特にない/わからない 18.7%

定年退職までに保有しておきたい金融資産について尋ねると「3,000万円以上」が最も多く34.5%となった。次いで「2,000~2,500万円未満」が14.4%、「2,500~3,000万円未満」が11.9%となった。実際に定年退職までに資金を確保できるかは別として、金融資産をできるだけ多く保有しておきたい傾向にあるようだ。

金融資産を預貯金メインで保有している人が多数であったが、投資や株といった預貯金以外の金融資産を増やしたいと感じている人は多いようだ。また、老後資金を目的として投資や株に取り組むときには、長期投資や分散投資をすることでリスクを抑えられる可能性が高まるだろう。

(藤田祐依)

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調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2025年2月
調査対象:全国20~40代の会社員
有効回答数:1,177件

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