つい周りと比べてしまいがち
周りの貯蓄額は気になる?自分は多い方と感じる?
お金に関して誰かと話をする機会はあるだろうか。もし話をする機会がないとしても、周りの貯蓄事情が気になるという人もいるだろう。周りの貯蓄額を気にする人の割合と自身の貯蓄額についてどう思うか全国の20~40代の会社員1,177人を対象に調査した。
Q1. 周りの貯蓄額は気になりますか?
気になる 57.0%
気にならない 33.2%
どちらともいえない 9.8%
周りの貯蓄額が気になるか尋ねたところ「気になる」と回答した人が57.0%であった。全体の6割近くの人が周りの貯蓄額を気にしているようだ。
Q2. 同世代と比べて自身の貯蓄額は多いと感じますか?
多いと感じる 27.8%
少ないと感じる 47.0%
どちらともいえない/わからない 25.2%
同世代と比べて自身の貯蓄額が多いと感じるか尋ねると「少ないと感じる」が47.0%、「多いと感じる」は27.8%であった。全体の半数弱の人が周りと比べた自身の貯蓄額について少ないと感じているようだ。周りのお金の事情を知る機会がなく、比較する相場がわからないという人もいるだろう。
Q3. 同僚や友人と貯蓄額について話をする機会はありますか?
よくある 14.5%
たまにある 27.7%
ほとんどない 31.0%
全くない 26.8%
同僚や友人と貯蓄額について話をする機会があるか尋ねると「ほとんどない」が31.0%、「全くない」が26.8%であり、合わせると6割近くの人が貯蓄額について話をする機会がないと回答した。お金に関する話題はセンシティブな内容ということもあり、親しい間柄でもなかなか取り上げづらいと感じている人が多いのかもしれない。
Q4. 周りに合わせるために無理してお金を使った経験はありますか?
ある 45.7%
ない 46.3%
わからない/覚えていない 8.0%
周りに合わせるために無理してお金を使った経験があるか尋ねたところ45.7%の人が「ある」と回答した。無理してお金を使った経験がなくても、お金を使う場面で断りづらい状況に直面したことがあるという人もいるだろう。
周りの貯蓄額が気になるという人が多かったが、まずは周りと比べるのではなく、自身の収支を把握して無理のない範囲での貯蓄を心がけることが大切だ。つい周りに合わせてお金を使ってしまうこともあるかもしれないが、使いすぎたときには他の支出を抑えるなどして工夫し、お金の使い方にメリハリをつけていくとよいだろう。
(藤田祐依)
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調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2025年2月
調査対象:全国20~40代の会社員
有効回答数:1,177件


