新規上場ETF・ETNの横顔

2025年11月19日上場

451A:ステート・ストリート・スパイダー S&P500®高配当株 ETF

提供元:ステート・ストリート・インベストメント・マネジメント

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2025年11月19日に【ステート・ストリート・スパイダー S&P500®高配当株 ETF】(銘柄コード:451A)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

基本情報

銘柄名・コード ステート・ストリート・スパイダー S&P500®高配当株 ETF(451A)
ファンドの特色 ステート・ストリート・スパイダー S&P500®高配当株 ETFは、S&P500®高配当指数(配当込み、円ベース)への連動を目指すETFです。
対象指標 S&P500®高配当指数(配当込み、円ベース)
対象指標の概要 S&P 500®高配当指数(S&P 500® High Dividend Index)とは米国のS&P 500®の採用銘柄のうち配当利回りの上位80銘柄で構成された株価指数であり、S&P500®高配当指数(配当込み、円ベース)はオリジナル指数です。
計算期間 毎年1月21日~4月20日、4月21日~7月20日、7月21日~10月20日、10月21日~1月20日
(※最初の計算期間は2025年11月17日から2026年1月20日まで)
分配金支払基準日 毎年1月20日、4月20日、7月20日、10月20日(年4回)
管理会社 ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社
信託受託会社 三井住友信託銀行株式会社
(再信託先:株式会社日本カストディ銀行)
売買単位 10口単位
信託報酬 0.106 %(税込0.1096 %)以内
上場日 2025年11月19日(予定)

新しいETF組成の思い

ステート・ストリート・スパイダー S&P500®高配当株ETFは、米国の代表的な約80の高配当銘柄への低コストで手軽なアクセスを、日本の投資家の皆さまに日本時間に円ベースで提供します。このETFを活用することで、米国の株式市場における幅広い高配当銘柄への投資を、取引所の取引時間中に簡単に身近な証券会社を通じて実践することができます。投資家の皆さまは、高水準の配当収入を得ながら、成熟した安定企業を中心に構成される米国株式への投資を実現することができます。2025年9月30日時点でのインデックスの配当利回りは4.68%です。

新しいETFの特徴

ステート・ストリート・スパイダー S&P500®高配当株ETFは、米国を代表する約500の大型企業で構成されるS&P 500指数の中でも、最も配当利回りの高い上位約80銘柄へのアクセスを、保有銘柄の分散だけでなく、セクターや業種の分散によるメリットも享受したかたちで、1度で手軽にアクセスする手段を投資家の皆さまに提供します。これらの株式にすべて投資する場合、銘柄の選定とともに多くの資金が必要となりますが、このETFでは少額からNISAを活用して投資することが可能です。

連動する指数の特徴

S&P 500高配当指数は、「均等加重方式」で約80銘柄の構成比率を定めており、年2回(1月と7月)にリバランスされます。この指数に含まれる銘柄は、年間予想配当利回りがプラスであることが条件となっており、その高い順にランク付けされます。上位64銘柄が自動的に採用され、さらに96位までの銘柄の中から、指数の目標構成数である80銘柄に達するまで追加されます。2025年9月30日時点でのインデックスの配当利回りは4.68%です。これはS&P500指数の1.17%より3%以上高くなっています。

予想PERおよび配当利回りは2025年9月30日時点、実績PER、PBR、PSR、PCFRは2025年3月31日時点。ファンダメンタルズ情報は毎月5営業日前後にアップデートされます。

連動指標のパフォーマンス

*期間:2020年9月30日から2025年9月30日の5年間
*期初(2020年9月30日)をゼロとしたベンチマーク指数の累積収益率を示しており、運用の実績とは異なります。また実際の運用にかかる諸々の費用などは反映しておりません。過去のパフォーマンスは、将来のパフォーマンスの信頼できる指標ではありません。
*表にある3年と5年の収益率は年率化しています。

連動指標の主要構成銘柄

S&P 500高配当指数は均等加重方式を採用しているため、上位10銘柄の構成比率は指数全体の約14.5%にとどまります。この上位10銘柄の中では、ヘルスケアセクターが最も多く含まれているセクターです。

出典:Bloomberg Finance, L.P., 2025年8月29日現在

指数の構成銘柄のセクター別分布は以下の通りで、不動産、生活必需品、金融、公益事業セクターに集中しており、これらで指数全体の3分の2以上を占めています。情報技術(テクノロジー)セクターの比率が約30%である親指数のS&P500指数に比べて、より幅広く分散されていると言えます。

出典:Bloomberg Finance, L.P., 2025年8月29日現在

パフォーマンスの特徴

S&P 500高配当指数は、2015年の設定以来、S&P 500指数に対して配当利回りのプレミアムを継続的に提供してきた長期実績を持ち、力強いトータルリターンも実現しています。

投資家の皆さまへ

ステート・ストリート・スパイダー S&P500®高配当株 ETFは、米国市場へ投資しつつ高い分配金利回りを享受したいと考える皆さまのニーズにお応えしたいと思い、東京証券取引所に上場することとしたものです。投資家の皆さまの中長期の資産形成に資するよう信託報酬も高配当株に連動するETFの中では低水準としています。資産形成の手段のひとつとしてご検討いただけましたら幸いです。

【参考情報】

● 情報ベンダーコード
(ETFコード)
Quick:451A/T、Bloomberg:451A JT Equity、Refinitive:451A.T
(対象指標)
Quick:-、Bloomberg:SPXHDTJN、Refinitive:-

● 対象指標の算出要領

https://www.spglobal.com/spdji/jp/documents/methodologies/methodology-sp-us-indices-japanese.pdf

用語解説

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