新規上場ETF・ETNの横顔

2026年1月28日上場

491A:iシェアーズ S&P 500 除く金融 ETF(為替ヘッジあり)

提供元:ブラックロック・ジャパン

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2026年1月28日、資産運用残高、世界No.1の運用会社※のブラックロックが展開するETFブランドiシェアーズ から「iシェアーズ S&P 500 除く金融 ETF(為替ヘッジあり)(銘柄コード:491A)」が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

出所:Thinking Ahead Institute, “The world’s largest 500 asset managers”(2024年10月)、グローバルの運用資産残高ベース

基本情報

銘柄名・コード iシェアーズ S&P 500 除く金融 ETF(為替ヘッジあり) (491A)
ファンドの特色 iシェアーズ S&P 500 除く金融 ETF(為替ヘッジあり)は、S&P 500 除く金融 指数(税引後配当込み、TTM、円建て、円ヘッジ)への連動を目指すETF(上場投資信託)です。
対象指標 S&P 500 除く金融 指数(税引後配当込み、TTM、円建て、円ヘッジ)
対象指標の概要 S&P 500 除く金融 指数(税引後配当込み、TTM、円建て、円ヘッジ) は、S&P 500指数から金融セクターを除く米国株式のパフォーマンスに連動します。
計算期間 毎年2月10日~8月9日、及び8月10日~2月9日
(※最初の計算期間は2026年1月26日から2026年8月9日まで)
分配金支払基準日 毎年2月9日、8月9日(年2回)
管理会社 ブラックロック・ジャパン株式会社
信託受託会社 三菱UFJ信託銀行株式会社
売買単位 10口単位
信託報酬 年0.099%(税抜0.09%)※
上場日 2026年1月28日(予定)

※2029年1月26日までの期間は、年0.099%(税抜0.09%)の報酬が適応されます。2029年1月27日以降は、年0.143%(税抜0.13%)の報酬が適応されます。なお、委託会社および受託会社の判断で当該料率の変更、また適応される期間を変更することができます。

新しいETF組成の思い

東証最大のS&P500 ETF*1を提供するiシェアーズから、新たな一歩を

現在、東証に上場する米国株ETFは1兆円以上にまで拡大しており*1、東証上場ETFが投資家の間で米国株投資の一手段として活用されることが増えてきました。その中でも、iシェアーズの「1655:iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF」はポートフォリオの基盤をつくるツールとして多くの投資家に注目され、東証で最大の米国株ETFにまで成長しました*1

iシェアーズは、このS&P500を軸としたシリーズを広げることで、投資家の多様な目的に応える選択肢を整えてきました。米国の成長企業に集中投資する「314A:トップ・オブ・アメリカ」、安定的なインカムを狙える「452A:プラスインカムS&P500」など、S&P500というひとつの市場の中でも、ニーズに合わせてポートフォリオを進化させることができるETFを提供しています。

今回、この「iシェアーズETF S&P500シリーズ」に新たに5本目となる「iシェアーズ S&P 500 除く金融 ETF(為替ヘッジあり)」が加わり、国内最多のラインアップとなります*2

*1出所:ブラックロック、2025年12月19日現在
*2出所:東京証券取引所のHPをもとにブラックロック調べ、2025年12月19日現在。S&P500指数、あるいはS&P500指数を親ユニバースとする指数に連動するETFの数。

S&P500から金利に左右されやすい金融をカット

通常のS&P500指数には金融関連企業が約13%含まれていますが、これらは金利の上げ下げや、イールドカーブの形状に特に敏感なセクターとして知られています。金利環境にゆらぎのある今、S&P500というベースの安心感はそのままに、金融セクターだけを調整できる新しいETFです。また、為替ヘッジありのため、円高局面にも備えられます。

機関投資家にとっても、新たなS&P500の形

機関投資家、特に銀行、金庫といった金融機関にとって、S&P500のような広範な株式インデックスを組み込む際に他の金融機関へのエクスポージャーはダブルギアリング規制の観点で注視されます。本ETFは金融セクターを除外しているため、ダブルギアリング規制を回避しリスクウェイトを下げられるため、資本効率、バランスシートの安定性を保ちながら米国株式市場全体へのアクセスを維持することができます。

連動指標のパフォーマンス

出所:ブルームバーグ、ブラックロック、2025年11月末時点。2004年6月末を100として指数化。S&P500 除く金融 (ヘッジ有) = 「S&P 500 除く金融 指数(税引後配当込み、TTM、円建て、円ヘッジ)」 、S&P500 (ヘッジ有)=「S&P500®(税引後配当込み、TTM、円建て、円ヘッジ)」。上記は過去の実績であり、将来に運用成果を保証または示唆するものではありません。

<年次リターン>

出所:ブルームバーグ、ブラックロック、2025年11月末時点。2004年6月末を100として指数化。S&P500 除く金融 (ヘッジ有) = 「S&P 500 除く金融 指数(税引後配当込み、TTM、円建て、円ヘッジ)」 、S&P500 (ヘッジ有)=「S&P500®(税引後配当込み、TTM、円建て、円ヘッジ)」。上記は過去の実績であり、将来に運用成果を保証または示唆するものではありません。

投資家の皆さまへ

【参考情報】

● 情報ベンダーコード

(ETFコード)
Quick:491A/T、Bloomberg:491A JT Equity、Refinitive:491A.T
(対象指標)
Quick:-、Bloomberg:SPXXFTNH Index、Refinitive:-

● 対象指標の算出要領

https://www.spglobal.com/spdji/en/documents/methodologies/methodology-sp-us-indices.pdf

用語解説

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