2026年1月26日上場
497A:インバウンド消費関連 日本株(ネットリターン)ETN
提供元:三菱UFJモルガン・スタンレー証券
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2026年1月26日にインバウンド消費関連 日本株(ネットリターン)ETN(銘柄コード:497A)が新規上場することから、この新しいETNの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。
基本情報
| 銘柄名・コード | インバウンド消費関連 日本株(ネットリターン)ETN(銘柄コード:497A) | ||||
| ETNの特色 | インバウンド消費に関連したセグメントにおける売上高比率の高い日本株70銘柄により構成される「iSTOXX MUTB ジャパンインバウンド インデックス(ネットリターン)」との連動を目指すETN(指標連動証券)です。 | ||||
| 対象指標 | iSTOXX MUTB ジャパンインバウンド インデックス(ネットリターン) | ||||
| 対象指標の概要 | 「iSTOXX MUTB ジャパンインバウンド インデックス(ネットリターン)」について ・構成銘柄は、日本株で流動性のある時価上位600銘柄である「STOXX JAPAN 600」から選定されます。 ・「STOXX JAPAN 600」の構成銘柄から、インバウンド関連売上高比率(※)の高い上位70銘柄を選定します。 (※)ホスピタリティ、衣料品及びアクセサリー製品、飲食料小売業、各種商品小売業及びヘルス&パーソナルケア小売業のセグメントに対する売上高比率 ・年2回(6月、12月)、構成銘柄の見直しが行われます。 |
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| 分配金 | 分配金はありませんが、構成銘柄の配当(課税後)を再投資した成果を加味したネットリターン指数を連動対象としています。 | ||||
| ETNの発行者 | 三菱UFJ証券ホールディングス株式会社 | ||||
| 信託委託者 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 | ||||
| 信託受託者 | 三菱UFJ信託銀行株式会社 | ||||
| 売買単位 | 1口単位 | ||||
| 管理費用 | 0.85%(年率) | ||||
| 上場日 | 2026年1月26日(予定) | ||||
新しいETN組成の思い
訪日観光客数はコロナ禍で急減しましたが、現在では回復し2024年は約3,600万人と過去最高を記録しました。日本政府は2030年に訪日観光客数6,000万人の目標を掲げています。政府はインバウンドを成長戦略の柱として、「持続可能な観光」「消費額拡大」「地方誘客促進」などに戦略的に取り組んでいます。今後開催される国際イベントなどを契機として、更なる訪日外国人の増加につながることが期待されます。
訪日観光客の推移

訪日外国人(一般客)の1人当たり旅行支出を費目別にみると、宿泊費が7.7万円と最も高く、次いで買物代、飲食費の順となり、幅広い分野で消費が行われています。
訪日外国人旅行消費額は2015年から2024年にかけて3.4兆円から8.1兆円へ約2.3倍(年平均10%)と大きく増加しました。更に、政府は2030年に訪日外国人消費額15兆円の目標を掲げています。国・地域別にみると、中国が1.7兆円と最も多く、次いで台湾、韓国の順となりますが、上位3国・地域の構成比は64%から47%に減少し、多様化が進んでいます。

本ETNは、インバウンド消費の増加により成長が期待される日本企業へ投資をすることを狙った商品となります。インバウンド消費の関連セクターへ投資をすることで、中長期的なインバウンドの拡大による恩恵を受けることが期待されます。既存の上場インデックス商品にはインバウンド消費に着目した商品はなく、投資家の皆さまへの新しい投資機会の提供なると考えます。
連動する指数の特徴
本ETNの連動指標であるiSTOXX MUTB ジャパンインバウンド インデックスは、日本株で流動性のある時価総額上位600銘柄の中から、インバウンド関連売上高比率の上位70銘柄を選定し算出されます。
構成銘柄のウェイトは、売上高×インバウンド売上高比率によって決定されます(1銘柄当たり上限5%)。
年2回(6月、12月)、構成銘柄の見直しが行われます。
連動指標のパフォーマンス
期間:2014年12月22日~2025年11月28日

※上記は過去のデータであり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。また、ETNの運用実績ではありません。ETNの運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
※2014年12月22日を100ポイントとして標準化。
※2025年の騰落率は、前年末から2025年11月28日までの騰落率。
連動指標の主要構成銘柄
構成銘柄のウェイト上位10銘柄(2025年10月31日時点)
2025年10月31日時点の構成銘柄は、以下の70銘柄です。

構成銘柄の業種別構成比(2025年10月31日時点)

※東証33業種分類に基づき分類。
【参考情報】
● 情報ベンダーコード
(ETNコード)
Quick:497A/T、Bloomberg:497A JT Equity、Refinitiv:497A.T
(対象指標)
Quick:-、Bloomberg:ISXJTJN Index、Refinitiv:.ISXJTJN
● 対象指標の算出要領
以下サイトの中ほど「METHODOLOGY」をクリックし、「Index Guide」を選択。
表示されるファイルの目次から、「iSTOXX MUTB INDICES」の中の「iSTOXX MUTB JAPAN INBOUND TOURISM INDEX」。
https://stoxx.com/index/ISXJTJN/
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・金融商品のパフォーマンス全般
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