2026年5月28日上場
577A:グローバルX シルバー ETF / 578A:グローバルX シルバー ETF(為替ヘッジあり)
提供元:Global X Japan
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2026年5月28日に【グローバルX シルバー ETF】(銘柄コード:577A)・【グローバルX シルバー ETF(為替ヘッジあり)】(銘柄コード:578A)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。
基本情報
| 銘柄名・ コード |
グローバルX シルバー ETF(577A) | ||
| ファンドの特色 | この投資信託は、信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を、Solactive Silver Spot Sydney Close Indexを円換算した値の変動率に一致させることを目的とします。 | ||
| 対象指標 | Solactive Silver Spot Sydney Close Index(円換算ベース) | ||
| 対象指標の概要 | Solactive Silver Spot Sydney Close Indexは、Solactive AGが開発した、オーストラリア(シドニー)時間午後4時から午後4時5分にかけてのロンドン銀現物の時間加重平均価格を元に算出されるインデックスです。 ※「Solactive Silver Spot Sydney Close Index(円換算ベース)」は、Solactive AGが算出する「SolactiveSilver Spot Sydney Close Index」の米ドル建ての値を元にGlobal X Japanが円換算したものです。 |
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| 計算期間 | 毎年5月11日~11月10日、11月11日~翌年5月10日 (※最初の計算期間は2026年5月26日から2026年11月10日まで) |
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| 分配金支払基準日 | 毎年5月10日、11月10日(年2回) | ||
| 管理会社 | Global X Japan株式会社 | ||
| 信託受託会社 | 三井住友信託銀行株式会社 | ||
| 売買単位 | 10口単位 | ||
| 信託報酬 | 税込0.5175%程度 | ||
| 上場日 | 2026年5月28日(予定) | ||
| 銘柄名・ コード |
グローバルX シルバー ETF(為替ヘッジあり)(578A) | ||
| ファンドの特色 | この投資信託は、信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を、Solactive Silver Spot Sydney Close Index (JPY Hedged)の変動率に一致させることを目的とします。 | ||
| 対象指標 | Solactive Silver Spot Sydney Close Index (JPY Hedged) | ||
| 対象指標の概要 | Solactive Silver Spot Sydney Close Indexは、Solactive AGが開発した、オーストラリア(シドニー)時間午後4時から午後4時5分にかけてのロンドン銀現物の時間加重平均価格を元に算出されるインデックスです。 ※「Solactive Silver Spot Sydney Close Index (JPY Hedged)」は、「Solactive Silver Spot Sydney Close Index」をSolactive AGが円ヘッジ、円換算したものです。 |
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| 計算期間 | 毎年5月11日~11月10日、11月11日~翌年5月10日 (※最初の計算期間は2026年5月26日から2026年11月10日まで) |
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| 分配金支払基準日 | 毎年5月10日、11月10日(年2回) | ||
| 管理会社 | Global X Japan株式会社 | ||
| 信託受託会社 | 三井住友信託銀行株式会社 | ||
| 売買単位 | 10口単位 | ||
| 信託報酬 | 税込0.5175%程度 | ||
| 上場日 | 2026年5月28日(予定) | ||
新しいETF組成の思い
銀(シルバー)とは何か ― 金・銅とは何が違うか?
銀は古代ギリシア・ローマ時代から世界中で通貨・富の象徴として使われ、世界経済の基盤を支えてきた金属です。16世紀にはスペインの新大陸からの銀流入が欧州のインフレと覇権交代を引き起こしました。日本でも石見銀山などにより銀が主要通貨として経済を支えた歴史があります。銀の美しい白色の輝きと、金と同様物質として変化しづらい特性、供給量が限られていたことなどが、こうした銀の資産性を担保してきました。
一方、現代では、銀は非常に高い電気伝導率と熱伝導率といった物質としての特性から、工業用途の素材としても広く利用されています。
つまり銀には、金と同様その資産性を評価されている面と、高い機能性から産業用途での需要が強いという2面性があり、用途の大半が宝飾品・中央銀行保有となっている金や、ほぼ全量が産業用途で利用されている銅との大きな違いとなっています。

(注)価格は市場により変動します。 出所:「貴金属の知られざる科学(C&R研究所)」、
JM Bullion(2026年4月22日 EDT)よりGlobal X Japan作成

(注)ETF及び投資用途を除く、2025年の推計値。
(出所)World_Silver_Survey-2025、MINERAL COMMODITY SUMMARIES 2026よりGlobal X Japan作成
なぜ今、銀なのか ー 需要拡大の背景にある電力需要拡大
銀には、宝飾品やコイン・地金以外や銀食器、写真(フィルム)等様々な用途がありますが、銀の用途のうち6割程を占めるのが電気・電子機器向けやろう付け合金・はんだ等の工業用途です。
特に銀のもつ高い電気伝導率・熱伝導率や、変化しづらい化学的安定性が注目され、電気・電子機器向けなどの産業用途での活用が、銀需要全体の拡大をけん引しています。
代表的な産業用途が太陽光発電パネルで、電気エネルギーを効率的に取り出すために電極部分で銀ペーストが活用されています。
太陽光発電は、脱炭素化や再生可能エネルギー拡大の流れ、そして電気需要そのもの増加を背景に近年急速に発電量が拡大しており、足元では銀需要全体に占める太陽光発電向けの割合が2016年の約8%から2024年には約17%まで拡大しています。
太陽光発電の発電能力強化は今後も中長期で続く見込みであることから、今後も銀需要の増加をけん引することが予想されています。

(出所)StatistaよりGlobal X Japan作成
それ以外にも、AIの爆発的な需要増大に伴い、データセンター含む電子機器の需要拡大の影響もあります。サーバーの回路基板や通信インフラには銀が不可欠であり、AIが牽引するコンシューマーエレクトロニクス(PC・スマートフォン)とあわせて、電気・電子分野の銀需要を力強く押し上げると考えられます。

銀の需要拡大に対し、供給は追いつけるか
銀の需要が拡大する一方、供給側には構造的な制約があります。
銀は「意図的に掘れない」金属です。銀生産量の約7〜8割は、銅・鉛・亜鉛などの鉱山から副産物として産出されます。需要が増えても「銀のために掘る」ことが難しく、供給を意図的に増やしにくい金属なのです。
また、銀の採掘は環境負荷も高いことから、近年では鉱山に対する環境規制の導入が進んでいること、銀の採掘コストそのものが増加していることも、銀の採掘量を増やしづらい要因となっています。

(出展)StatistaよりGlobal X Japan作成
銀の供給量はここ数年あまり変化がない一方、2021年以降銀の需要は供給を継続的に上回っており、銀の供給不足は継続しています。産業用途で消費された銀はEVや太陽光パネル等に微量ずつ使われるためリサイクル回収量も急激な増加は難しく、実質的に「市場に戻ってこない」銀が増え続けています。
需要は構造的に増える一方、供給は増やしにくい——この非対称性が、銀価格の中長期的な下支え要因となっており、実際銀の需要量が供給量を上回った2021年頃から銀価格は強含んで推移しています。

(注)供給・需要量:期間は2016年から2024年まで。銀価格:2016年~2024年はロンドン価格、2025年はBloombergの値。
(出所)World_Silver_Survey-2025、BloombergよりGlobal X Japan作成
銀価格の推移ー長期推移と金銀比価
銀は金に比べて市場規模が小さく流動性も限定的であるため、資金流入が集中すると価格が急騰しやすく、歴史的に何度も大きな相場を形成してきた金属です。1980年近辺には高インフレと通貨不信を背景にハント兄弟による大量取得が価格急騰を招き、2011年近辺にはリーマン・ショック後の量的緩和や米国債格下げを受けた安全資産需要とETFに対する投機資金の流入によって再び大幅な上昇が起きましたが、いずれも金融環境や市場心理に強く依存した一時的な側面が大きい動きでした。
これに対して2025年の銀価格上昇は、太陽光発電、EV、半導体などを中心とする工業用途の拡大によって需要構造そのものが変化する一方、銀鉱山供給は副産物依存が大きく短期的な増産が難しいため、世界的な供給不足が常態化しているという構造的要因が背景にあります。
過去の急騰局面とは異なり、需給構造の変化に裏打ちされた持続性のある価格上昇局面に入っている点が最大の特徴だと言えます。

期間の始点を100として指数化。(出所)BloombergよりGlobal X Japan作成
銀の価値を測るうえで重要な概念として、金銀比価(金価格 ÷ 銀価格)があります。
金銀比価の推移をみると、過去20年の期間では歴史的に金価格は高値圏が続いており、銀は金に比べて相対的に割安圏にありました。しかし近年は産業需要の高まりや貴金属全体への注目から銀が買い直され、2026年3月末時点では金銀比価は1近辺まで低下(金価格が相対的に上昇)しており、金に対し過小評価されていたとも考えられる銀の価値が再評価されていることが伺えます。

3つの投資手段を比較 ― ETFが最も効率的な理由
銀をはじめ貴金属への投資手段には、ETFでの投資の他にも、現物に直接投資する方法や投資信託による投資もあります。
しかしETFであれば、取引時間中に変動する価格を見ながら市場でリアルタイムに売買が可能であることや、株式と同様分離課税の適用となり現物の総合課税より税制面で有利であること、そして当ETFはNISA成長投資枠での投資も可能であり、中長期的な資産形成に有効であると考えられます。

*現物の裏付けを有するオーストラリア上場のETFに投資をします。
【参考情報】
● 情報ベンダーコード
グローバルX シルバー ETF
(ETFコード)
Quick:577A/T、Bloomberg:577A JT Equity、Refinitive:577A.T
(対象指標)
Bloomberg:SOLSILSC Index
グローバルX シルバー ETF(為替ヘッジあり)
(ETFコード)
Quick:578A/T、Bloomberg:578A JT Equity、Refinitive:578A.T
(対象指標)
Bloomberg:SOLSISCH Index
● 対象指標の算出要領
Solactive Silver Spot Sydney Close Index
https://www.solactive.com/downloads/SOLSILSC_Methodology_final.pdf
Solactive Silver Spot Sydney Close Index (JPY Hedged)
https://www.solactive.com/downloads/SOLSISCH_methodology.pdf
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※指数のディスクレイマーについては下記をご参照ください。
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