書店員さんに聞いてみた!今あなたに読んでほしい「お金の本」

自分たちの経営状況を公開!? スモールビジネスを応援する書店が選ぶ「お金の本」

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夜中の無人営業、個人向けの選書…続く挑戦

スモールビジネスを応援すると言うからには、我々自身も新しい挑戦を続けていかないといけません。そのうちのひとつ、2025年春から始めた施策がテクノロジーの力で実現した「無人営業」です。有人営業時間(原則木・金・土・日・月曜12~19時)以外の夜間や早朝に自由に入店し、本を購入できます。

やってみてわかったのは、夜中や朝方に「落ち着いた気持ちになれる場」を求めている方は予想以上に多いこと。ゆっくりと静かな店内で過ごしながら、じっくりと吟味して買っていくお客様が多く、夜中に何冊も人文書が売れることもあるんですよ。街の静かなサードプレイスとして機能している手応えがあります。
最近スタートしたのは「個人向けの選書サービス」です。カルテ形式で「今悩んでいること」「どんなスタイルの文章が読みたいか」「どんな気持ちになりたいか」などを記入していただき、それをもとに5冊ほど本を提案する仕組みです。遠方の方からのご依頼も多く、購買にもつながっています。「本を通じて新しい出会いを提案する」、そんな目指すべき書店の役割を違う形でお届けできていると感じています。
本屋という場でできることはきっとまだあるはず。人と人がゆるやかにつながる。多様な生き方や価値観に触れる。そんな体験を楽しみに、ぜひお近くにいらした際は遊びに来てください。

お話を伺った方
遠井 大輔
トオイダイスケ名義でミュージシャンとして活動ののち、出版・書店業界未経験ながら2023年4月より透明書店の店長として勤務。書店実務(書籍仕入・陳列・句会歌会の運営など)を主に担当する。好きな本のジャンルは人文や創作論的なエッセイ、詩歌。
著者/ライター
町田 晴
1989年生まれ。ビジネスからエンタメまでインタビュー取材を主にこなす。ミステリー小説とノンフィクションが好き。書店に行くと本だけでなく、文房具コーナーでもつい何か買ってしまうタイプ。

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