車を買うなら、僕はNISAに入れる

「老後が楽しみになった」 ZAZYさんが語るNISA、芸風とは真逆な“堅実すぎる”投資哲学

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「NISAをやっていて、本当によかったですね。老後が楽しみになりました」――。笑顔でそう語るのは、お笑い芸人のZAZYさんです。

新しいNISAが始まったタイミングで、積み立て投資を始めたZAZYさん。派手な風貌に独特の芸風。しかし、お金については意外に堅実。イメージとは裏腹の“手堅い”性格が、将来のための投資へとつながっていきました。ZAZYさんとNISAの巡り合いは、どのように生まれたのか。インタビューで明らかにします。

ZAZYさんがNISAを始めた理由

――今回のインタビューを企画したきっかけは、お笑いコンビ・ニューヨークのYouTubeチャンネルにZAZYさんがゲストで出た回を拝見したことです。ZAZYさんが「NISAをやっている」と話していたのを見て、お声掛けさせていただきました。

ZAZY まさか僕に投資の仕事が来るなんて、思ってもなかったです(笑)。

――そもそもどういうきっかけでNISAを始めたんですか。

ZAZY 新しいNISAが始まったのが、2024年1月ですよね。ちょうどそのタイミングと、自分の中で貯金に余裕が出てきた時期が重なったんです。それで興味を持ち始めました。

最初はNISAってどんなものなんだろうと、本を2冊ほど読んだり、YouTubeを見たりしました。本屋に行くと至るところにNISAの書籍が並んでいたので、「こんなに盛り上がることなの?」と思っていたんですけどね。でも調べれば調べるほど、積み立て投資は「早いうちに始めた方がいい」とわかってきて。

長期で見れば、世界経済は成長してきましたし、過去30年くらいで考えても、リーマンショックやコロナ禍がありながら、主要な国の市場は伸びているわけですよね。

こういうことを学ぶうちに、少しでも貯金に余裕があるなら、積み立て投資をしておいた方がいい。そう考えるようになって。NISAを申し込んで、積み立て投資をスタートしました。今から3年近く前、34〜35歳の頃でしたね。

――収入のうち、どれくらいの割合を積み立てに回しているんですか。

ZAZY 最低限、生活していてストレスを感じないだけの現金は確保しておいて、あとは全部積み立てに回しています。今まで貯金目的で銀行に預けていたお金を、そっくりそのまま投資に移行したイメージですね。

――どんな銘柄に投資を?

ZAZY S&P500と全世界株式ですね。被っている部分も多いので「両方持っていても意味ないじゃん」と言われてしまうかもしれませんが、今後インドが爆発的に成長するかもしれないし、逆にアメリカが停滞する可能性もありますから。一応、2つに分けて投資しています。

「あと10年早く始めていれば」という悔しさ

――投資をすれば、損をする可能性もあります。その怖さはありませんでしたか。

ZAZY なかったですね。それよりも、今の資産を円のまま銀行に置きっぱなしにする方が怖いと思いました。円の価値も、ずっと変動しているわけですから。

――下世話な質問ですが、現在の運用成績はどのくらいになっていますか。

ZAZY 今の時点で、プラス27%くらいです。ちょうど市場がいい流れになるタイミングで始めたので、運も良かったです。

もちろんこの成長がずっと続くとは思っていませんが、もし今の利回りで推移したら、65歳の時には運用益だけで2億円くらいになる計算です。それはないとしても、毎年5%の利回りでもプラス1億円は行きます。過去30年の全世界株式やS&P500を見れば、5%以上で伸びていますから、現実的な数字だと個人的には思いますね。

本当にNISAをやっていて良かったと思いますし、むしろ今は「あと10年早く始めていれば」という悔しさもあります(笑)。どちらにしても、老後が楽しみになりました。

――これだけプラスが増えてくると、早めに銘柄を売却して、利益確定してしまおうかな?とは思いませんか。

ZAZY それはないですね。積み立て投資は、途中で売るのが一番ダメじゃないですか。いくら利益が出ても、途中で売ってしまえば、積み立てのメリットである複利効果を手放してしまうので。本でもYouTubeでも必ず指摘されています。

日々の値動きも全然見ていないですし、基本はほったらかしです。NISAを始めて数カ月経った時、そういえばどうなっているかなと思って、初めて運用成績を見たんです。すでに30万円くらい増えていて、びっくりしたのを覚えていますね(笑)

それ以降も、証券会社のサイトにログインするのは、3、4カ月に一度くらいです。

お話を伺った方
ZAZY
お笑い芸人

1988年生まれ、大阪府出身。NSC大阪33期生、2011年4月デビュー。2013年から現在の芸名に。2021年、2022年「R-1グランプリ」準優勝。趣味はお酒や料理、読書(ビジネス本中心)など。
著者/ライター
有井 太郎
ビジネストレンドや経済・金融系の記事を中心に、さまざまな媒体に寄稿している。企業のオウンドメディアやブランディング記事も多い。読者の抱える疑問に手が届く、地に足のついた記事を目指す。

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