車を買うなら、僕はNISAに入れる
「老後が楽しみになった」 ZAZYさんが語るNISA、芸風とは真逆な“堅実すぎる”投資哲学
「資産を持つと、人にやさしくなれる」
――芸人仲間でNISAをやっている方は多いですか。
ZAZY あまりいないですね。FXや暗号資産に熱中している人はよく聞きますけど(笑)。コツコツ積み立てるのは、芸人の性格に合わないのかもしれません。
――その点、ZAZYさんはお金に対して堅実ですね。普段もあまり派手に消費するタイプではないですか。
ZAZY そうですね、無駄遣いすることはほとんどないと思います。
仕事が増えて収入が上がった時、お金について感じたことがあるんです。資産を持つと、自分の考えや行動に余裕が生まれるし、何より、人に対してもやさしくなれるなと。逆に貯金がなかった頃を振り返ると、考え方は狭くなるし、物事に対しても厳しくなってしまう。であれば、余裕ややさしさを持つためにも、手に入れたお金は大切にしよう。そう考えるようになりましたね。
芸人の中には、お金が入ると車を買ったり、いい家に住んだりという人も多い。それはもちろんいいのですが、僕自身は車や家にお金を使うなら、NISAに入れてしまいます(笑)。
――最後に、投資や資産運用への向き合い方について、読者の方にメッセージはありますか。
ZAZY 若い人こそ、少額からでもいいので積み立て投資を真剣に考えてほしいなと思います。始めるのが早ければ早いほど、メリットは大きくなりますから。自分がNISAをやってみて、つくづくそう感じます。
実際に計算してみると、その意味がよくわかるはずです。たとえば毎月5万円を60歳まで積み立てるとします。仮に年利5%で運用できたとしましょう。この積み立てを27歳から始めるか、37歳から始めるかで、60歳時点での資産額は2000万円以上変わってきます。
今は生成AIに聞けば、すぐにシミュレーションしてくれますので、試しにやってみてください。
――ぜひ試してみます。ちなみに、先ほど「老後が楽しみになった」と話していましたが、将来これをやりたいというプランはあるのですか。
ZAZY まだはっきりとしたものはないですね。むしろ、それを探しながら生きるのがいいんじゃないでしょうか。まずは仕事を頑張りつつ、老後にやりたいことをぼんやり考える。それも今の楽しみですね。
(取材・文/有井太郎、撮影/森カズシゲ)
※記事の内容は2026年9月現在の情報です
1988年生まれ、大阪府出身。NSC大阪33期生、2011年4月デビュー。2013年から現在の芸名に。2021年、2022年「R-1グランプリ」準優勝。趣味はお酒や料理、読書(ビジネス本中心)など。




