会社員投資家は積極的

新型コロナウイルスで資産運用に影響は?

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新型コロナウイルスは社会のあらゆる側面に大きな影響を及ぼしているが、資産運用を行う会社員にとってはどのような影響があったのだろうか。株式や投資信託などになんらかの投資を行っている、全国の20〜50代の会社員196人を対象に調査した。

Q. 新型コロナウイルスの影響であなたのそれまでの資産には増減がありましたか?

資産が減少した 26.0%
資産が増加した 35.2%
資産に変化はなかった 32.7%
答えたくない 6.1%

新型コロナウイルスの影響で資産が増加した人が35.2%いたのに対し、減少した人は26.0%にとどまり、増加した人の方が9.2ポイント多いという結果となった。

調査時点で会社員であった人に訊ねているため、収入には急激な変化はなく、消費支出などが減少した分だけ資産が増えた、または株価が上がったことにより資産が増えたということなのかもしれない。

Q. 新型コロナウイルスの影響でこれまでと資産運用の額は変わりましたか?

従来よりも資産運用額を増やした(もしくは始めた) 32.1%
従来よりも資産運用額を減らした(もしくはやめた) 19.9%
資産運用額に変化はなかった 43.9%
答えたくない 4.1%

運用に回す額についても、増やした人が32.1%、減らした人が19.9%で、増やしたという人の方が12.2ポイント多くなった。

資産が増えた分がそのまま運用に回った側面もあると思われるが、新型コロナウイルスの影響により資産運用そのものに積極的になっている傾向があるようだ。

Q. 新型コロナウイルスの影響でこれまでと資産運用の対象は変わりましたか?

新型コロナウイルスの悪影響を受けそうな運用対象を減らした 17.9%
新型コロナウイルスで好影響を受けそうな運用対象を増やした 21.4%
1と2の両方を行った 12.2%
新型コロナウイルスで運用対象は変えていない 42.9%
答えたくない 5.6%

好影響を受けそうな運用対象を増やした人が、悪影響を受けそうな運用対象を減らした人を3.5ポイント上回った。全体の半数以上が資産運用の対象を何らかの形で変えている。

資産運用額を増やしている人の方が多かったことも考え合わせると、資産運用を行う会社員は、新型コロナウイルスについてもただ防衛的になるというよりは1つの投資機会として捉える傾向があるのかもしれない。投資は時流を見る目を研ぎ澄ましてくれるのだろうか。

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「あなたご自身に関するアンケート」
調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2021年3月
調査対象:全国20〜50代の会社員
有効回答数:196件

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