○万円以下が過半数
最初の投資はいくらから始めた?
投資をしてみたいと思いながらも、どのように始めたら良いのか、資金はいくら要るのだろうかと迷っている人も少なくないのではないだろうか。実際に投資を行っている会社員はどのように投資デビューしたのか? 運用益を目指した投資を行っている、全国の20〜40代の会社員362人を対象に調査した。
Q. 投資を始めた時の元手はいくらぐらいでしたか?
1万円未満 12.4%
1〜10万円未満 25.4%
10〜20万円未満 14.1%
20〜30万円未満 7.8%
30〜40万円未満 3.9%
40〜50万円未満 5.0%
50〜100万円未満 9.9%
100〜200万円未満 7.2%
200〜300万円未満 2.2%
300〜400万円未満 1.9%
400〜500万円未満 0.8%
500〜1000万円未満 0.8%
1000万円以上 1.7%
覚えていない 6.9%
投資を始めた時の元手は「1〜10万円未満」が最も多く25.4%を占めた。以降、「10〜20万円未満」が14.1%、「1万円未満」が12.4%と続き、20万円未満までで51.9%と過半数に達した。比較的少額から投資を始めた人が多いと言えそうだ。
Q. 投資を始めた時の元手は主にどのようなお金でしたか?
子どもの頃からの貯金 7.7%
会社勤めで自然に貯まっていた貯金 66.0%
アルバイトや副業で貯めたお金 12.2%
親族からの贈与 3.9%
遺産 1.9%
ボーナス 1.7%
その他 2.5%
覚えていない 4.1%
投資を始めた時の元手は「会社勤めで自然に貯まっていた貯金」という人が66.0%と非常に多かった。臨時収入などを元手にした人は少数派のようだ。
男女別に見ると、大きな傾向は変わらないものの、「アルバイトや副業で貯めたお金」を元手にした人が男性の9.3%に対し女性が15.4%と多くなった。
「その他」の元手としては、「ポイント投資」「保険金」「児童手当」などが挙げられていた。
Q. 初めて投資目的で購入した金融商品は何でしたか?
国内株式 38.6%
投資信託 32.8%
ETF(上場投資信託) 6.4%
REIT(不動産投資信託)3.6%
外国株式 3.3%
外国債券 0.6%
外貨預金 2.8%
FX(外国為替証拠金取引) 4.4%
金・プラチナ 1.4%
仮想通貨 1.4%
その他 0.8%
覚えていない 3.9%
初めての金融商品は「国内株式」が最多の38.6%であったが、「投資信託」と「ETF(上場投資信託)」を合わせると39.2%となり、最初の投資を専門家にお任せできる商品にした人が若干多かった。
以降「FX(外国為替証拠金取引)」が4.4%、「REIT(不動産投資信託)」が3.6%と続く。
会社員の投資デビューは、会社勤めで自然に貯まった20万円程度までのお金を国内株式や投資信託へ投資するというのが平均像のようだ。投資は身近にある少額のお金でも無理なく始められるので、未経験の人も小さな一歩から踏み出してみてはいかがだろうか。
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「あなたご自身に関するアンケート」
調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2022年3月
調査対象:全国20〜40代の会社員
有効回答数:362件