転職前より給与が下がったらチェック

転職して月給が30万円から25万円に…就業促進定着手当はいくらもらえる?

提供元:Mocha(モカ)

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転職して給与が30万円から25万円に下がった場合の就業促進定着手当はいくら?

ここで、どれくらいの就業促進定着手当がもらえるのか、Aさんを例に試算してみます。

●Aさんがもらえる就業促進定着手当の支給額

<設定条件>
・離職時年齢:33歳
・離職前の給与:30万円
・離職前の賃金日額:1万円
・再就職手当:受給済
・基本手当の支給残日数:60日
・基本手当の日額:5,971円
・再就職手当の給付率:60%
・転職先の給与:25万円
・再就職日:6月1日

★離職前の賃金日額は上限額以下なので、1万円で計算。
★基本手当日額は上限額以下なので、5,971円で計算。

★転職後6カ月間の賃金日額 = 転職後の6カ月間の賃金の合計額 ÷ 180
=(25万円 × 6カ月)÷ 180
=8,333円

★転職後6カ月の賃金の支払基礎日数 → 6月1日 ~ 11月30日(6月・7月・8月・9月・10月・11月)
30日+31日+31日+30日+31日+30日=183日

★就業促進定着手当
=(離職前の賃金日額-転職後6カ月間の賃金日額)× 転職後6カ月の賃金の支払基礎日数
=(1万円-8,333円)× 183日
=30万5061円

Aさんがもらえる就業促進定着手当は30万5061円と計算できました。
しかし、就業促進定着手当には上限額があります。確認してみましょう。

★就業促進定着手当の支給上限額=基本手当日額 × 基本手当の支給残日数 × 40%
=5,971円 × 60日 × 40%
=14万3304円

Aさんがもらえる就業促進定着手当は、【14万3304円】と試算できました。約30万円ももらえるのかと驚いた方もいるかもしれませんが、就業促進定着手当の上限額はその半分に満たない約14万円です。もっとも、まったくもらえないよりはずっとましでしょう。

就業促進定着手当の申請方法

転職前と比べて給与が下がると家計に影響が出ることがあります。でも、就業促進定着手当は一定期間の給与を補てんしてくれるものなので、条件に合うときは忘れずに手続きしたいものです。

転職したとき、はじめに紹介した「就業促進定着手当をもらうための3つの条件」に当てはまる場合は、転職した日から6カ月が経過した日の翌日から2カ月以内に、下記の書類を揃えて、ハローワークへ持参するか郵送して手続きをしてくださいね。

<申請に必要な書類>
・就業促進定着手当支給申請書
・雇用保険受給資格者証
・就職日から6カ月間の出勤簿の写し
・就職日から6カ月間の給与明細または賃金台帳の写し

まとめ

就業促進定着手当は、再就職手当を受給し、転職先で雇用保険に加入して6カ月以上勤務し、給与が転職前よりも下がった場合にもらうことができます。転職して給与が下がっても収入を補てんすることができるので、自分が受給対象になるなら見逃せない給付金です。もし条件を満たす場合は、期限内に忘れずに手続きをしましょう。

[執筆:ファイナンシャルプランナー 前佛朋子]

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