投資への意識はますます高まるばかり

「投資・資産運用」について学んでいますか?

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投資や資産運用が近年注目を集めており、需要も高まってきている。会社員は、どのくらい投資や資産運用をしているのか、また投資や資産運用についてどのくらい勉強しているのだろうか。その実態について、全国の20~40代の会社員1,117人を対象に調査した。

Q1. 月々いくらくらい投資・資産運用にまわしたいですか?

5,000円未満 10.7%
5,000~10,000円未満 16.7%
10,000~30,000円未満 26.9%
30,000~50,000円未満 14.0%
50,000~0,000円未満 7.8%
100,000円以上 5.9%
投資・資産運用はしない 18.0%

月々に投資にかける金額については、回答に多少ばらつきが見受けられ50,000円未満の回答が全体の68.3%を占めた。投資にまわしたいと考える金額は、収入や貯蓄にまわす割合によって個人差があるようだ。

全体的に見ると、8割以上の人が投資にお金をかけたいと回答しており、投資への意識は高いことがうかがえる。

Q2. 投資・資産運用の何について学んでいますか(学びたいですか)?(複数回答)

NISAやiDeCoなど税制優遇のある投資 56.2%
株式投資 48.8%
投資信託 37.2%
ETF(上場投資信託) 17.7%
REIT(不動産投資信託) 10.9%
国債 12.0%
社債 7.4%
金・プラチナ 11.9%
FX(外国為替取引) 14.7%
バイナリーオプション 5.2%
仮想通貨(暗号資産) 15.1%
先物・オプション 6.4%
不動産投資 9.5%
その他 0.4%
投資・資産運用について学んでいない(学びたくない) 15.5%

投資・資産運用について学んでいることについての質問では、「NISAやiDeCoなど税制優遇のある投資」が56.2%と最も多い結果となった。最近では、NISAやiDeCoに関する宣伝も増えていることから、税制優遇への意識が高まっていることがうかがえる。

次いで「株式投資」が48.8%、「投資信託」が37.2%であり、それ以外の項目では2割以下の回答となった。

Q3. 投資・資産運用について学ぶ目的は何ですか?(複数回答)

お金を増やしたい 73.5%
インフレリスクに備えて財産価値を維持したい 36.7%
税制優遇制度を利用したい 33.2%
配当金や株主優待を得たい 32.3%
教養の一つとして知識を増やしたい 22.3%
その他 0.1%

投資・資産運用について学ぶ目的としては、「お金を増やしたい」と回答した人が73.5%であり、大半の人が投資でお金を増やしたいと考えているようだ。近年では、銀行口座に預けても低金利のためお金を増やすことは難しく、インフレによって逆にお金の価値が目減りしてしまうという状況。そんな中、投資・資産運用を通してお金を増やしたいと考える人は多いだろう。

Q4.投資・資産運用について一緒に学べる家族や仲間はいますか?(複数回答)

一緒に学べる家族や友達がいる 36.9%
リアルではいないがインターネットでつながった友達はいる 28.5%
お金の勉強ができるオンラインサロンで学んでいる  12.4%
いない 42.7%
その他 0.1%

投資・資産運用について一緒に学べる仲間がいると回答したのは6割弱であり、そのうちインターネットでつながった友達がいるのは28.5%であった。身近に一緒に学べる人がいなくても、インターネットを通じて簡単にコミュニケーションが取れるため、気軽に仲間を見つけられることがうかがえる。

投資・資産運用についての意識は近年増加しており、株式や投資信託で賢く運用したいと考える人も多いだろう。つみたてNISA対象商品は比較的初心者向けであるため、何で運用したらいいか迷っている方は、まずはそのような商品を選んでみるといいだろう。

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(藤田祐依)

「あなたご自身に関するアンケート」
調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2023年1月
調査対象:全国20~40代の会社員
有効回答数:1,117件

用語解説

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