出社?在宅?理想の働き方とは…

「在宅ワーク」ってどんなイメージ?

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最近では、出社を必要としない「在宅ワーク」の働き方が増えてきている。また、在宅ワークといっても「リモートワーク」「テレワーク」などさまざまな呼び方がある。会社員で実際に在宅ワークを行ったことがある人はどれくらいいるのだろうか。また、在宅ワークに対してどのようなイメージを持っているのか。在宅ワークについての実態と意識を全国の20~40代の会社員1,179人を対象に調査した。

Q1.「在宅ワーク」にどんなイメージを持っていますか?(複数回答)

通勤時間がなく、時間を有効活用できる 42.7%
自分のペースで仕事ができる 49.9%
在宅ワークのスペースを確保するのが難しい 20.4%
コミュニケーションを取るのが難しい 21.1%
集中力を保つのが難しい 24.9%
その他 0.4%
特にない 13.9%

在宅ワークにどんなイメージを持っているか質問したところ「自分のペースで仕事ができる」との回答や「通勤時間がなく、時間を有効活用できる」との回答が多かった。在宅ワークは、自宅で仕事ができるため自由で効率的に働けると感じている人が多いのだろう。対して「集中力を保つのが難しい」「コミュニケーションを取るのが難しい」との回答も寄せられ、自宅だとなかなか仕事とプライベートの区別が難しかったり、コミュニケーション不足になったりしやすいなどマイナスなイメージを持つ人も多いようだ。

Q2.「在宅ワーク」をしていますか?

完全在宅勤務(出社不要) 9.2%
出社と在宅が半々 14.1%
週に1、2回程度の在宅勤務 13.0%
以前は在宅ワークだったが現在はしていない(出社体制に戻った) 11.4%
在宅ワークはしたことがない 51.8%
その他 0.5%

在宅ワークを実際にしているか訊いてみると、約半数の人が「在宅ワークはしたことがない」と回答した。「完全在宅勤務(出社不要)」と回答した人は9.2%と少なく、出社と在宅ワークを組み合わせた働き方をしている人や、在宅ワークから出社体制に戻った人が一定数見られた。

Q3. 在宅ワークの理想の頻度はどのくらいですか?

完全在宅勤務(出社不要) 18.9%
出社と在宅が半々 24.8%
週に1、2回程度の在宅勤務 19.2%
出社のみ 20.2%
その他 0.4%
わからない/特にない 16.5%

在宅ワークの理想の頻度について訊くと「出社と在宅が半々」と回答した割合が24.8%と最も多かったが、どの選択肢も比較的均等に分散している。Q2の回答と比較すると、現実よりももう少し在宅ワークを取り入れたいと考えている人が多い印象だが、出社と在宅ワークのどちらも同じくらい支持する人がいることがうかがえる。

在宅ワークには、時間を有効活用できて自由に働けるメリットがある反面、集中しづらいことやコミュニケーション不足などといったデメリットもある。また、人によって働きやすいと感じる環境は異なるため、理想の働き方は人それぞれだといえる。コロナ禍をきっかけに仕事スタイルが変わった人も多いと思うが、自分に合った理想の働き方を見つける良い機会になったという面もあるのではないだろうか。

(藤田祐依)

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「あなたご自身に関するアンケート」
調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2023年2月
調査対象:全国20~40代の会社員
有効回答数:1,179件

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