もし病気やケガで働けなくなったら

傷病手当金は申請したことある?

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もし突然病気やケガで働けなくなったら、お金の面で不安に感じる人は多いのではないだろうか。働けなくなったときに役立つのが「傷病手当金」だ。働く会社員は傷病手当金についてどれくらい知っているのだろうか。傷病手当金についての実態を全国の20~40代の会社員1,176人を対象に調査した。

Q1. 「傷病手当金」について知っていますか?

よく知っている 26.4%
なんとなく知っている 43.1%
あまりよく知らない 20.3%
全く知らない 10.2%

傷病手当金について知っているか訊くと「なんとなく知っている」が43.1%、「よく知っている」26.4%であり、全体の7割弱の人が知っていると回答した。傷病手当金は、病気やケガで4日以上続けて会社を休んだときに申請するともらえるお金のことで、支給額は人それぞれ変わってくる。

Q2. 万が一けがや病気で働けなくなったら何が不安ですか?(複数回答)

仕事を休んでいる間の収入 70.8%
自分の仕事が滞ること 32.4%
復帰後の業務への影響 31.9%
家族への負担 30.0%
治療にかかる費用 44.7%
その他 0.5%
特にない 4.8%

万が一けがや病気で働けなくなったら何が不安か訊くと「仕事を休んでいる間の収入」との回答が最も多く、次いで「治療にかかる費用」が多かった。働けなくなると収入が途絶えるだけでなく、治療費もかかるためお金に対して不安を感じる人が多い印象だ。

Q3. 「傷病手当金」をこれまでに受給したことがありますか?

受給したことがある 32.1%
受給する状況になったことはあるが、受給したことがない 15.1%
受給する状況になったことがない 51.7%
わからない 1.1%

傷病手当金をこれまでに受給したことがあるか質問したところ、半数弱の人がこれまでに傷病手当金を受給する状況になったことがあると回答し、全体の32.1%が実際に受給したことがあると回答した。

病気やケガで働けなくなったときに、多くの人が不安に感じるのはお金のことだろう。傷病手当金を申請することで、通算1年6カ月を限度として支給される。万が一受給する状況になったときにはスムーズに申請できるように今のうちから制度について知っておきたい。

(藤田祐依)

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「あなたご自身に関するアンケート」
調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2023年5月
調査対象:全国20~40代の会社員
有効回答数:1,176件

用語解説

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