2025年1月16日上場
313A:トップ・オブ・アメリカ
提供元:ブラックロック・ジャパン
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2025年1月16日にiシェアーズ S&P500トップ20ETF(銘柄コード:313A)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。
基本情報
銘柄名・コード | iシェアーズ S&P 500 トップ 20 ETF (313A) | ||
ファンドの特色 | iシェアーズ S&P 500 トップ 20 ETFは、S&P 500 トップ20セレクト指数(税引後配当込み、TTM、円建て)への連動を目指すETF(上場投資信託)です。 | ||
対象指標 | S&P 500 トップ20セレクト指数(税引後配当込み、TTM、円建て) | ||
対象指標の概要 | S&P 500 トップ20セレクト指数(税引後配当込み、TTM、円建て)はS&P500構成銘柄のうち時価総額が上位20位までの銘柄を、時価総額にて加重平均(キャップあり)したインデックスです。 | ||
計算期間 | 毎年2月10日~8月9日、及び8月10日~2月9日 (※最初の計算期間は2025年1月14日から2025年8月9日まで) |
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分配金支払基準日 | 毎年2月9日、8月9日(年2回) | ||
管理会社 | ブラックロック・ジャパン株式会社 | ||
信託受託会社 | 三菱UFJ信託銀行株式会社 | ||
売買単位 | 10口単位 | ||
信託報酬 | 年0.44%(税抜0.40%)程度 | ||
上場日 | 2025年1月16日(予定) |
新しいETF組成の思い
現在、東証に上場する米国株ETFは8700億円以上にまで拡大しており、東証上場ETFが投資家の間で米国株投資の一手段として活用されることが増えてきました。手軽に少額から、日本時間にリアルタイムに米株投資ができるツールとして多くの投資家様に注目され、2024年12月13日現在、弊社のS&P500 ETF「iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF」(ティッカー:1655)は東証で最大の米国株ETFにまで成長しました。
今回、米国株投資の新たな選択肢となるよう、S&P500指数の中の上位20社に投資する「313A:トップ・オブ・アメリカ」を新しく上場いたします。皆様の投資の幅を広げられる商品になればと考えています。
新しいETFの特徴
アメリカのトップ企業20社の魅力
米国株市場は過去5年間で2倍以上の成長を記録していますが、実はそのリターンの約60%は上位20銘柄によるものです。さらに、過去1年間の上位20銘柄の収益成長率は14.8%と、次の480銘柄の成長率(4.07%)を大きく上回り、上位20銘柄の合計の時価総額は23兆米ドルと、なんと米国のGDP(27兆ドル米)に匹敵する規模です。アメリカのトップ20社は規模もパフォーマンスも圧倒的な存在感を誇ります。
テック企業だけじゃない、攻めと守りの分散投資
「アメリカのトップ企業」と聞くと、多くの方はアップルやエヌビディアといったテック企業を思い浮かべるかもしれません。本ETFは、これらのテック企業へはもちろん、幅広い業種の優良企業にも分散投資できる点が大きな魅力です。
たとえば、VisaやJPモルガン・チェースといった金融業界のリーダー企業、さらにはコストコのような流通・小売業界の代表的な企業も投資対象に含まれています。このように、テクノロジーだけでなく、金融、ヘルスケア、生活必需品など、多様なセクターに渡る企業群への投資が可能です。
NASDAQ100と同じリスクで、より高いリターンが期待できる!?
さらに、セクター間のバランスが取れているのも大きな魅力です。景気に敏感なテック企業の成長力を享受しながら、不況時にも安定した収益を維持しやすいヘルスケアや生活必需品セクターの企業を含むことで、アメリカのトップ企業の高いパフォーマンスを追いながらも、リスクを効果的に分散できます。
実際、過去3年間のリスクとリターンの比較を見ると、本ETFの指数はNASDAQ100指数と同等のリスクで、より高いリターンを記録できています。
iシェアーズETFなら、20銘柄に約2000円※1から投資可能
米国株は一般的に最低購入価格が高く、個別株への投資にはまとまった資金が必要となる場合が多いです。S&P500指数の上位20銘柄を1銘柄ずつ購入しようとすると、なんと100万円以上かかってしまいますが、本ETFであれば、約2,000円※1から20銘柄へ一気に投資できることが可能です。また、本ETFは指数のルール変更にしたがって銘柄の入れ替えも年に4回(3月、6月、9月、12月)に行われるので、最新の米国のトップ20社を捉えることができます。
こんな使い方がおすすめ!
1. 米国個別株へ既にご投資されている方も、ETFをあわせ持ちして簡単分散投資
東証上場ETFだからこそ、日本株と同じように、日本時間に日本円で売買できるのが魅力です。アップルやエヌビディアなど、すでに米国個別株を保有している方でも、米ドルを購入する手間の無い、手軽に少額から投資できるETFを検討してみてはいかがでしょうか。
2. ポートフォリオのトッピングとして、追加リターンを狙う
すでにS&P500に連動する商品などに投資している方で、より厳選された銘柄への集中投資でリターンを狙いたい方へもおすすめです。ETFは株と同じように取引できるからこそ、価格を見ながら好きなタイミングで売買でき、指値注文もできることも大きいメリットです。
連動する指数の特徴
S&P 500 トップ20セレクト指数は、S&P500指数構成銘柄のうち、時価総額上位20社を選定する、時価総額加重平均(キャップあり)型の指数です。年4回のリバランス日にて銘柄入れ替え、およびウェイト(保有比率)の調整が行われます。
連動指標のパフォーマンス
<年次リターン>
【参考情報】
● 情報ベンダーコード
(ETFコード)
Quick:313A/T、Bloomberg:313A JT Equity、Refinitive:313A.T
(対象指標)
Quick:313A、Bloomberg:SPXTSTJN Index、Refinitive:313A
● 対象指標の算出要領
https://www.spglobal.com/spdji/en/documents/methodologies/methodology-sp-us-indices.pdf