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投資を任せられるサービスの魅力と選び方
提供元:JTG証券
「投資を任せられるサービス」といえば、皆さんは何を思い浮かべますか?昨年導入された新NISA制度も影響し、資産は貯蓄から投資へと目を向けられるようになりました。ニーズに応じて提供されるサービスも多様に展開され、誰でも簡単に投資を始められる環境が整っています。
中でも、「投資をしたいけど、どの銘柄を選べばいいかわからない」「売買のタイミングをずっとチェックする時間がない」方に向けて、投資信託・ロボアドバイザー・ファンドラップといった、プロやAIに運用を任せられるサービスがあります。
今回は、そんな投資を任せられるサービスについて解説いたしますので、これらの投資方法の特徴やメリット・デメリットを知ることで、是非皆さんの投資判断に役立てていただければと思います。
「投資を任せられるサービス」のメリットとデメリットを比較
投資したいテーマが選べる!アクティブ型投資信託
アクティブ型の投資信託とは、ファンドマネージャーが市場の動きを見ながら、積極的に銘柄を選んで売買することで、市場平均を上回るリターンを目指す投資信託のことです。投資信託で扱われている投資先は幅広く、テクノロジー株やヘルスケア株、ESG投資など、特定のテーマに特化した投資ができます。
メリットとしては、ファンドマネージャーの腕次第で市場平均を上回るリターンが期待できることや、特定のテーマや市場に特化した投資ができるので、自分の興味に合わせた投資が可能なことが挙げられます。また、プロのファンドマネージャーが運用を担当するため、個人では得られない専門的な知識や経験を活用できる点も魅力です。しかし、積極的に運用する分、手数料や信託報酬が高くなりがちで、短期的な利益も狙える分、リスクも高くなっています。
感情に左右されない冷静な投資が魅力!ロボアドバイザー
ロボアドバイザーとは、AIを使って投資のアドバイスや運用を自動で行うサービスです。ロボアドバイザーには大きくわけて「アドバイス型」と「投資一任型」の2種類があります。
「投資一任型」ロボアドバイザーの場合は、投資の提案だけでなく、資産の買付やリバランスも自動で行います。ロボアドバイザーのメリットとしては、オンラインで簡単に利用でき、手続きもシンプルなことが挙げられます。また、アルゴリズムに基づいた投資判断なので、感情に左右されずに冷静な投資ができる点も魅力です。さらに、保有銘柄や損益状況を毎日確認できるため、投資の透明性が高く、手数料も低いうえ、少額からの投資が可能です。
一方で、アルゴリズムに基づいた運用のため、個別のニーズに応じたカスタマイズが難しいことや、急激な市場変動や予期せぬイベントに対して、アルゴリズムが適切に対応できないことがあります。また、長期的な分散投資を前提としているため、短期的に大きな利益を得ることは難しくなっています。
投資意向に合わせて運用!ファンドラップ
最後に、ファンドラップについてです。これは、金融機関に資産運用を一任することができるサービスです。金融機関が顧客の投資意向に合わせて運用モデルを組み立て、それに沿って資金の運用を行います。
ファンドラップのメリットとしては、専門家が投資戦略を立てて運用を行うため、自分で銘柄選びや市場のタイミングを考える必要がないことが挙げられます。また、複数の投資信託やETFを組み合わせて分散投資を行い、リスクを低減することができ、投資家のリスク許容度や投資目標に応じて、個別にポートフォリオが作成される点も魅力です。
しかし、運用手数料が高く設定されていることが多いため、長期的に見てコストがかかることや、投資方針が標準化されているため、個別のニーズに完全に対応できないことがあります。また、保有銘柄や損益状況の確認が月1回程度なので、投資の透明性が低い場合があります。
2024年、それぞれ最も純資産を増やしたのは?
2024年に最も純資産を増やしたアクティブファンドは、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース(為替ヘッジなし)」です。このファンドは、米国の成長性が高い企業に投資しており、特にテクノロジーセクターの好調がリターンに大きく寄与しました。
マイクロソフトやAmazon、エヌビディアなどの米国を代表する企業に投資しており、2024年のリターンは約15.3%でした。その結果、純資産も大幅に増加し、多くの投資家から支持を集めました。2024年初めの純資産総額が約2兆5,000億円だったのに対し、年末には約3兆4,719億円に達し、約9,719億円の増加となりました。
続いてファンドラップでは、「のむラップ・ファンド(普通型)」でした。このファンドは、投資家のリスク許容度や投資目標に応じて個別にポートフォリオを作成し、分散投資を行うことでリスクを低減することが特徴です。
このファンドが人気を集めた理由としては、専門家による運用と分散投資のメリットが評価されたことが挙げられます。特に、投資初心者や忙しい方にとって、プロに運用を任せられる安心感が大きな魅力となっています。2024年の「のむラップ・ファンド(普通型)」のパフォーマンスは、年初から年末までに約8.5%のリターンを記録しました。また、純資産総額は2024年初めの約8,000億円から年末には約1兆円に達し、約2,000億円の増加となりました。
最後に、2024年に最も純資産を増やしたロボアドバイザーは「ウェルスナビ(WealthNavi)」でした。このロボアドバイザーは、国際分散投資を行うことでリスクを抑えつつ、安定したリターンを提供しています。2024年のウェルスナビの純資産は、年初の約1兆円から年末には約1.4兆円に達し、約4,000億円の増加となりました。2024年のウェルスナビ(WealthNavi)のリターンは、リスク許容度によって異なりますが、リスク許容度5の場合で約25.5%でした。この増加は、ロボアドバイザーの手軽さと安定した運用成績が多くの投資家に支持された結果だと言えるでしょう。
まとめ
アクティブ型投資信託、ロボアドバイザー、ファンドラップの3ジャンルの中で、2024年に最も純資産を増やしたサービスを比較したところ、最も資産を増やしたのはアクティブファンドの「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース」でしたが、最もパフォーマンスが良かったのはロボアドバイザーの「ウェルスナビ」でした。S&P500の2024年のリターンが約23.31%、日経平均は19.2%の上昇だったため、ファンドラップの「のむラップ・ファンド(普通型)」は他の2つに比べてやや控えめな結果となっています。
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