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新NISAの分配金や配当金は非課税?

新NISAの活用方法を解説

提供元:日興アセットマネジメント

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※この記事は2024年8月2日に日興アセットの「WE♡JoJo ETF」で公開された記事を引用・一部編集しています。

新NISAの配当金や分配金は非課税?

NISA口座で投資した株式からの配当金、ETF・投資信託からの分配金は非課税になります。NISA口座以外の特定口座・一般口座で投資した資産から受け取った配当金や分配金は課税されます。

投資にかかる税金

投資をすることによって得た利益「配当金」「分配金」「値上がり益(売却益)」は課税対象です。
特定口座・一般口座での投資で、源泉分離課税の場合、20.315%が課税されますが、非課税になるNISA口座の投資はたいへんお得な投資になります。
詳細はETF(上場投資信託)の税金をご確認ください。

そもそも分配金とは?配当金との違いは?

分配金とは、投資信託(ETFも投資信託の一種)のような投資家の資金を合同して運用するファンドが決算時に運用によって得られた収益を投資家に分配するお金を指します。一方、配当金は事業会社があげた収益のうち分配されたお金のことを言います。分配の出所によって分配金と配当金の言葉が区別して使われています。分配金と配当金はその原資が収益であることは共通です。また、ファンドや事業会社の総資産から分配されることから、分配(配当)後は分配金(配当金)分だけ価値が落ちます(分配落ち、配当落ち)。次の図もご参考にしていただくと分かり易いかもしれません。

<分配金・配当金の原資イメージ>

<基準価額・市場価格の価値下落のタイミング>

※上記は価格変動が無いと仮定した場合の例示です。

投資信託・ETFの基準価額から分配金が落ちるのは決算日になる一方、市場取引を行うETFと株式の分配金・配当金が落ちるのは決算日の前営業取引日(権利落ち日)になります。 前日引け値から分配金予想額(配当金予想額)を引いたものが権利落ち日の取引のスタート価格(基準値)になります(この日に買い付けても分配金(配当金)が決算日に受け取れないため)。

分配金と配当金の違い

分配金 配当金
支払い主体 投資信託・ETF(ファンド) 事業会社(株式の発行会社)
原資 運用収益等 事業収益
受取人 決算日の受益権保有者 決算日の株式保有者
落ち日 投資信託・ETFの基準価額から分配金額が落ちるのは決算日
市場取引を行うETFは決算日の前営業日(権利落ち日)
決算日の前営業日(権利落ち日)

ETFの分配金とは?利回りが魅力のETF銘柄もご参考にしてください。

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