新規上場ETF・ETNの横顔

2025年9月10日上場

408A:ベストAI

提供元:ブラックロック・ジャパン

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2025年9月10日、資産運用残高、世界No.1の運用会社※のブラックロックが展開するETFブランドiシェアーズ からiシェアーズ AI グローバル・イノベーション アクティブ ETF (銘柄コード:408A)が新規上場することから、このETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

出所:Thinking Ahead Institute, “The world’s largest 500 asset managers”(2024年10月)、グローバルの運用資産残高ベース

基本情報

銘柄名・コード iシェアーズ AI グローバル・イノベーション アクティブ ETF(408A)
ファンドの特色 トータルリターンの最大化を目的として、米国を中心とした世界各国のAI関連企業や技術関連企業に投資を行うアクティブETF(上場投資信託)です。
ベンチマーク なし
運用方針の概要 トータルリターンの最大化を目的として、米国を中心とした世界各国のAI関連企業や技術関連企業に投資を行います。投資にあたっては、ブラックロック・グループが運用する米国ETFを活用します。投資対象となる米国ETFは、AIのイノベーションに注目し、現在または予測される売上高や純利益の基準を満たす企業、もしくは将来的にAI技術やその応用製品・サービスの実現、開発、活用、展開において市場リーダーとなると見込まれる企業への投資を目指します。
計算期間 毎年2月10日~8月9日、及び8月10日~2月9日
(※最初の計算期間は2025年9月8日から2026年2月9日まで)
分配金支払基準日 毎年2月9日、8月9日(年2回)
管理会社 ブラックロック・ジャパン株式会社
信託受託会社 三菱UFJ信託銀行株式会社
売買単位 10口単位
信託報酬 年0.847%(税抜0.77%)程度※
上場日 2025年9月10日(予定)

※2026年6月30日までは年0.847%(税抜0.77%)程度の報酬が適用されます。2026年6月30日以降は、年0.99%(税抜0.90%)程度の報酬が適用されます。なお、委託会社および受託会社の判断で当該料率の変更、また適用される期間を変更することができます。

新しいETF組成の思い

AI投資、それは未来の革命への投資
ブラックロックのポートフォリオマネージャーであり、AIのスペシャリストでもあるトニー・キムは、「現在、人類の歴史で初めて知能(AI)革命が進んでいます」と語っており、AIによる社会変化は企業活動のみならず、私たちの日常生活まで及ぼうとしています。

iシェアーズ ETF「ベストAI」はそんな未来の革命への投資、AI投資を誰でも可能とするETFとして誕生しました。

アメリカでも大人気のAI投資ETFが日本でも気軽に。
今回国内上場を果たす「ベストAI」は、実はアメリカではすでに同じ戦略を採用したETFが上場しており、本格的なAI投資を行うETFとして好評を博し、資産残高は3,000億円を超えています。

投資しやすいNISA成長投資枠対象
また、本ETFはNISA成長投資枠対象となる予定でもあるので、ポートフォリオ組み入れの新たな選択肢として、皆様の投資の幅を広げられる商品になればと考えています。

新しいETFの特徴

AI領域の成長可能性は未知数
AI関連銘柄は今や1,000社を超えるともいわれています。その範囲はインフラ、知能、アプリケーションからサービスまで多岐にわたり、また、技術の進歩に伴い成長ポテンシャルの高い領域も変化していきます。

この変化の中でNVIDIAやOpenAIのような今注目されている企業やサービスも、その一部に過ぎません。AIの活用はあらゆる業界において当たり前になると考えられますが、どんな企業が成長を遂げるのかは未知数です。

高い専門性が必要なAI領域への投資
企業がコスト削減を進める中、AI導入は加速しています。ブラックロックは、インフラ整備のような現在の構築期での可能性を見極めることが重要であり、社会変化のフェーズに合わせた投資を行うべきと考えます。

この状況下において、まだ見ぬ未来を創る企業を発見するのは、多くの時間と高い専門知識が必要です。

AIの構築は自動車産業の黎明期に似ており、自動車産業の黎明期における成功はFordだけでなく、高速道路、ガソリンスタンド、部品などにも及びました。AIも同様で、データセンター、クラウドプラットフォーム、組み込みソフトウェアなどの企業が大きな成長を遂げる可能性があります。

出所:ブラックロック

日本を含む、世界の企業が投資対象
AIと言えば米国が中心だと考えられがちですが、本ETFの投資先には日本などアジアの企業も組み入れられています。現状では日立、アドバンテスト、ソフトバンクが組み入れられており、日本の可能性のある企業にも同時に投資できるのも魅力です。
*2025年8月20日現在。個別銘柄を推奨するものではございません。将来の構成銘柄となることを約束するものではございません。

中長期的な保有にも向く「ベストAI」の魅力
「ベストAI」は、1,000銘柄から厳選した40銘柄前後の企業に集中投資します。
また、進歩が早く入れ替わりの激しい業界の中で、変化に速やかに対応できるよう銘柄の入れ替えもダイナミックに行います。

ほったらかしでもベストな状態で継続投資できる「ベストAI」は、単なるAIのテーマ投資ではなく、未来へ中長期的に投資できる魅力的な手法と言えます。

用語解説

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