書店員さんに聞いてみた!今あなたに読んでほしい「お金の本」

自分らしく生きるってなんだろう。海辺の街の書店員さんがすすめる「お金の本」

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下積みに貧乏生活……お金がない状況をどう捉える?

『下積み図鑑 すごい人は無名のとき何をしていたのか?』(笠間書院)。本文にはふりがなが振ってあり、ジャンルでいうと児童書なのですが、大人が読んでもとても面白いです!

『下積み図鑑 すごい人は無名のとき何をしていたのか?』(笠間書院、真山知幸)

ガリレオ・ガリレイや樋口一葉、マリリン・モンロー、三浦知良など、さまざまな時代の偉人や有名人たちが、成功するまでどんな過酷な環境にいて、そこからどう這い上がってきたかが描かれています。「すごい人」の下積み時代のストーリーは、今を生きるビジネスパーソンや未来ある若いみなさんへの活力になると思います。

お金持ちの成功体験は世の中にたくさんあっても、「貧乏をどう楽しむか」に焦点を当てた本は珍しいですよね。エッセイの名手である東海林さだおさんの『貧乏大好き』(大和書房)はさすがの筆致です。お金がない状況をユーモラスに楽しむアイデアが満載で、人生を楽しむ方法について考えさせられます。

「経済はお金ではなく人が中心」

最後に、近年のベストセラーから一冊、『お金のむこうに人がいる』(ダイヤモンド社)。著者は、元ゴールドマン・サックスのトレーダーである田内学さんです。

『お金のむこうに人がいる』(ダイヤモンド社、田内学)

税金の仕組みや「お金とは何か」といった経済の基礎を、金融の専門用語を一切使わずに平易な言葉で解説してくれます。中学生くらいから読める内容ですが「経済はお金ではなく人を中心に考えないといけない」「労働とは誰かのためにすることだ」という人間関係や働き方の本質にも気づかせてくれる名著です。

本屋という「遊園地」にようこそ

本が売れない時代と言われて久しいですが、本屋という場所の最大の面白さは「予想しなかった出会いがあること」だと思っています。ちょっとしたテーマパークや遊園地に行くような感覚で、何か楽しいことないかな?と足を運んでいただきたいです。

買うか買わないかは一旦置いておいて、店内を歩けばきっと自分のアンテナに引っかかるキーワードや言葉に出会えるはずですし、そんな場になることを書店員たちは目指しています。

蔦屋書店のある「湘南T-SITE」は「Well-being」を新コンセプトにリニューアルし、「働く」「美と健康」「趣味」「暮らし」の4つのテーマを軸に「より良い生き方と出合う場所」へとアップデートしました。書店はもちろん、ライフスタイルに関するさまざまなお店にカフェやレストランまで、ぜひ隅々まで楽しんでいただけたら嬉しいです!

お話を伺った方
竺原 康二
湘南 蔦屋書店
ワークスタイルコンシェルジュ
大学ではロシア語学科に在籍、卒業。2016年に、アルバイトとして代官山 蔦屋書店で働き始め、現在に至る。「ワークスタイル」という言葉を広義に捉え、働く空間をより豊かにする為のアート・デザイン、クリエイティビティの源泉としての自然科学、身体=全ての資本という観点でのスポーツ、といったジャンルも包括する。
著者/ライター
町田 晴
1989年生まれ。ビジネスからエンタメまでインタビュー取材を主にこなす。ミステリー小説とノンフィクションが好き。書店に行くと本だけでなく、文房具コーナーでもつい何か買ってしまうタイプ。

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