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投資経験者、未経験者を大調査

投資初心者にこそ◎な「ポイント投資」のススメ

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投資を始めている人と、始められずにいる人、そのきっかけの差は何なのだろうか? その理由のひとつに、あることの経験があるようで…。

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調査対象者全体のうちポイント投資をしている人は21%。そのうちの約半数は投資未経験者であった。
ここから、投資をすでにしている『投資好き』な人だけでなく、投資に馴染みがなかった人もポイント投資を利用していることがうかがえる。

また、『投資を始めなかった理由』で「株式投資等に回すお金がないから」が上位にあがったが、実際の“現金”だと投資へのハードルが高かった人も、“おまけ”であるポイントなら投資にチャレンジしてみようと考えた人もいたのかもしれない。

投資未経験者のうち、ポイント投資を開始した人は17%。そのうち、さらに証券会社に口座を開設した人は12%。擬似投資であるポイント投資で、投資やマーケットの動きに慣れ、一定数の人が実際の“現金”での投資をするべく、証券口座を開いたことがうかがえる。

また、ポイント投資の大きな特徴は口座開設不要という点。その「手軽さ」「始めやすさ」が投資行動に影響を与えている。ポイント投資後に投資を始めた人と投資未経験者を比べると、「証券口座開設手続きが面倒だったから」のスコアが18ポイントも高い

いずれにしても、今まで投資と縁がなかった人でも、ポイントで“投資の練習”を積んで成功体験をすることで、投資への一歩を踏み出せている。まずは『習うより慣れよ』なのかもしれない。

ポイント投資ができるサービスは?

現在、証券口座不要で投資擬似体験できるサービスは3つ。東証マネ部!の取材記事とともにご紹介しよう。
※2019年3月時点

まずは、2016年12月にサービス開始し、先行したクレディセゾンの「ポイント運用サービス」。2018年10月時点で利用者は30万人を超えている。

このサービス開発には、期限のない永久不滅ポイントが使われず保有したままのケースが多く、せっかくのポイントが活用されていない背景があったようだ。まさに、ポイントを眠らせたままにせず、積極的に動かすということだろう。

ポイント運用サービスには、長期投資への注目度の高まりを受けて、「つみたて機能」も実装されており、保有する総ポイントから、事前に設定した一定ポイント数を、月に一度自動的に積み立てることができる。

ちなみに、本サービスは、クレディセゾン発行のクレジットカード保有者のみならず、IDを発行すれば、誰でも利用できる。

つぎに、2018年5月にスタートしたNTTドコモの「ポイント投資」も利用者は30万人を超えている (2018/10/17時点)

本サービスも証券口座は不要。また、ドコモの携帯電話を使っていなくても、dアカウントを持っていれば始められる。

そして、2018年10月3日より、約9,900万人の会員(2018年6月末時点)を持つ楽天も投資擬似体験サービスを開始した。

疑似体験から楽天証券でのリアルの投資まで、楽天経済圏でワンストップにポイント投資が楽しめるのが大きな特徴だ。

「クレジットカード」「携帯電話」「ECサイト」といった”生活圏“に根付いた企業からポイント投資サービスが提供されることで、気軽に投資体験できる環境が整いつつある。貯まったポイントがあれば、ポイントで“投資の練習”を積んでみるのも良いだろう。

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