きちんと理解しておきたい税金のこと

「税金」について学んでいますか?

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普段自分が納めている「税金」について、どのくらい理解しているだろう。働く会社員は「税金」について学んでいるのだろうか。また、実際に節税を行っているのだろうか。「税金」についての勉強に関する実態と意識を全国の20〜40代の会社員1,117人を対象に調査した。

Q1. 税金の何を学びたいですか(学んでいますか)?(複数回答)

税金の仕組み 44.8%
自分が払っている税金 54.2%
節税方法 50.9%
その他 0.3%
税金について学んでいない(学びたくない) 13.0%

税金について学びたいこと(学んでいること)を聞いたところ「自分が払っている税金」との回答が多く寄せられた。普段働いて得ている収入のうち、どれくらいを税金として支払っているのか知りたいと思うことは自然なことだろう。

Q2. サラリーマンの節税と言われて思いつくのはなんですか?(複数回答)

ふるさと納税 55.5%
医療費控除 41.7%
扶養控除 34.7%
生命保険料控除 33.9%
住宅ローン控除 27.3%
NISA、iDeCoの活用 36.4%
その他 0.3%
特にない/わからない 18.3%

サラリーマンの節税について思いつくことについては、「ふるさと納税」や「医療費控除」と回答した人が多かった。近年、故郷や応援したい自治体に寄附をする「ふるさと納税」を行う人は増えてきていることもあり、関心が高まっていることがうかがえる。

Q3.ふるさと納税をしていますか?

している 42.3%
興味はあるが、まだしていない 36.3%
興味もないし、これからもしない 20.9%
その他 0.5%

2008年にふるさと納税制度が開始してからその利用者は年々増えているという。ふるさと納税をしているか聞いたところ、42.3%の人が「している」と回答した。また「興味はあるが、まだしていない」と回答した割合が36.3%であり、ふるさと納税をしたいと考えている人が多いことがわかった。ふるさと納税をした後に税額控除の手続きをすれば、自治体に寄附した金額から2,000円を引いた額が翌年の所得税・住民税から控除され、実質の自己負担額を2,000円にすることができる(一定の上限あり)ということで、お得に感じる人が多いのだろう。

普段支払っている税金について、きちんと理解することは大切である。また、節税に取り組むことで少しでも支払う税金の負担を減らし、生活をより豊かなものにしていけるだろう。節税にも様々な方法があるため、まずは手軽に行える節税から取り組んでみてはいかがだろうか。

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(藤田祐依)

「あなたご自身に関するアンケート」
調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2023年1月
調査対象:全国20〜40代の会社員
有効回答数:1,117件

用語解説

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