会社を辞めたら申請しておきたい

失業手当は受給したことある?

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会社を辞めたときに申請するともらえる「失業手当」。失業期間は収入の面で不安が大きいため、失業手当を受け取ることで次の仕事に就くまでの生活費が補えるメリットがある。働く会社員は失業手当を受けられる状況になったら利用したいと考えているだろうか。失業手当についての実態と意識を全国の20〜40代の会社員1,176人を対象に調査した。

Q1.「失業手当」について知っていますか?

よく知っている 32.7%
なんとなく知っている 53.1%
あまりよく知らない 10.8%
全く知らない 3.4%

失業手当について知っているか訊いたところ、全体の8割以上は知っていると回答した。失業手当は「失業給付」とも呼ばれており、雇用保険料を支払っている会社員は離職した際に受給資格を得ることができる。受給額や受給期間については離職理由や雇用保険料を支払っていた期間などにより異なるため、人それぞれ受け取れる総額は変わってくる。

Q2.「失業手当」をこれまでに受給したことがありますか?

受給したことがある 40.7%
失業手当の受給対象になったことはあるが、受給したことがない 14.4%
失業手当の受給対象になったことがない 43.6%
わからない、覚えていない 1.3%

失業手当をこれまでに受給したことがあるか質問したところ「受給したことがある」と回答した割合は40.7%であり「失業手当の受給対象になったことはあるが、受給したことがない」が14.4%であった。全体の約半数がこれまでに受給対象となった経験があり、受給対象となった人の7割以上が失業手当を受給したと回答した。

Q3.「失業手当」についてどんなイメージを持ちますか?(複数回答)

次の仕事に就くまでの生活費の足しになる 68.7%
失業により収入が一時的に途絶えても安心できる 47.5%
申請手続きをしないともらえないため面倒に感じる 26.9%
その他 0.4%
特にない 3.3%

失業手当についてどんなイメージを持つか訊くと「次の仕事に就くまでの生活の足しになる」との回答が最も多く寄せられ、次いで「失業により収入が一時的に途絶えても安心できる」との回答が多かった。失業時には収入面の不安が大きいため、失業手当で生活資金を補えるという印象を持つ人が多いようだ。一方で「申請手続きをしないともらえないため面倒に感じる」との回答も寄せられ、申請手続きにハードルを感じている人もいるようだ。

Q4. もし会社を辞めたら「失業手当」を受給したいと思いますか?

受給したいと思う 82.9%
受給したいと思わない 7.4%
受給するかわからない 9.7%

もし会社を辞めたら失業手当を受給したいか訊くと、8割超の人が「受給したいと思う」と回答した。前設問で申請手続きにハードルを感じている人も見られたが、失業手当を受給したいと考える人が大半のようだ。

失業手当は働いていた期間や前職の収入によって受給額は変わってくるが、失業期間の収入面で大きな支えとなる。給付を受けるには申請が必要だが、受給するメリットが大きいため手続きをすることがおすすめだ。もし受給資格を得た際は、失業手当を忘れずに申請しておきたい。

(藤田祐依)

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「あなたご自身に関するアンケート」
調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2023年5月
調査対象:全国20~40代の会社員
有効回答数:1,176件

用語解説

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