【永久保存版】実は奥が深い!周りと差がつく、インド株投資を始める際に着目すべき4つのポイント
提供元:ブラックロック・ジャパン
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現在インドは今最も急成長している国の一つであり、IMFの見通しによると、2027年にはドイツを抜いて世界3位の経済大国になる見込みです。
個別株に投資することが困難であるインド市場に幅広く、低コストでアクセスする方法として、多くの投資家がインド株ファンドに注目していますが、実は思いがけない落とし穴も存在する可能性もあるため、慎重に投資先を選ぶことが重要です。今回は、インド株投信・ETFを選ぶ時に気を付ける点をご紹介します。
信託報酬率を比較しよう
インド株ファンドに投資する際、残高や、名前だけ見て買っていませんか?有名な名前で、誰もが買っているからといって、必ずしも自分にとって一番いい商品とは限らないかもしれません。たとえば新NISA口座などで、長期的な投資を検討する場合は、ファンドにかかる信託報酬率を確認するのが重要です。
実はこれまでインド株に投資するファンドはアクティブ型が中心で、信託報酬率も1%を超えるものがほとんどでしたが、インド株ファンドの人気が高まる中、ファンドの価格競争も始まり、最近ではより低コストのインデックス型も複数設定されております。信託報酬率も0.40%を切るものも増えてきているので、あらためて調べてみるのがおすすめです。
中身を確認しよう
低コストで分散投資ができるインデックス型のインド株に投資するファンドでも、ベンチマークとする指数は様々です。多くのファンドはNifty 50指数かSENSEX指数をベンチマークとしています。
基本的に上位保有銘柄は類似していますが、新興国リスクを考慮し、より銘柄分散がされている指数に投資したい方は、インド株式市場全体に包括的に投資できるNifty 50などをベンチマークとしたものを選ぶと安心でしょう。一方、よりインドの大型株に集中したい方はSENSEXなどの銘柄数が絞られた指数を検討してみてはいかがでしょう。
15%もかかる可能性のあるキャピタルゲイン税とは?
実は、直接インド株を保有するファンドは、ファンド内でのインド株の売却の際にキャピタルゲイン税がかかってしまうのをご存じでしょうか。非居住者がインド企業の株式等の資産を譲渡・売却した際に 保有時期が1年未満であれば15%、1年以上であれば10%のキャピタルゲイン税が課税されてしまいます。
仮にファンド内で保有しているHDFC銀行100ルピーを1年未満に150ルピーに上場したタイミングで売却した場合、売却益50ルピーに対し7.5ルピーもの税金が取られてしまう計算になります。意外な落とし穴のキャピタルゲイン課税ですが、実はファンドの中身を先物で運用することで回避することが可能です。
売買方法を確認しよう
信託報酬率、ファンドの中身に加え、売買方法を確認するのもインド株を選ぶ上では重要な要素のひとつです。
強い経済の成長と伴い、株価の顕著な成長も見られていることから人気なインド株投資ですが、インドは新興国市場であるため、先進国と比較し、一定のカントリーリスクが存在します。投信では一日一回算出される基準価額での売買になり、いくらで購入・売却できたかは申し込み時点では不明です。
例えば、コロナショックの時の様にマーケットが急激に下落し、インド株を手放したいとなった場合、解約申し込みをしてから基準価格が決まるまでに更なる下落をすることも考えられます。一方ETFであれば、株の様にリアルタイムでの市場価格で取引ができるので、常に価格を見ながら購入・売却ができます。
201A iシェアーズ Nifty 50 インド株 ETFのご紹介
いかがでしたか?インド株ファンドを選ぶ際には、信託報酬率、指数、運用方法、そして売買方法について考慮することが重要です。
注意点が多くて選ぶのが大変そうと思われた皆様、ご安心ください。ぴったりの新しいETFが6月12日に新規上場しました。201A iシェアーズ Nifty 50 インド株 ETFは国内最安値のインド株ETF(2024年6月3日時点)であるほか、インド株の代表的な指数であるNifty 50 指数に連動し、先物を利用することでキャピタルゲイン税の影響を避けています。また、新NISA成長投資枠として届け出予定なので、NISA枠でも活用いただけます。
(提供元:ブラックロック・ジャパン)