2024年に生まれ変わるNISA プロが語る!資産形成のすゝめ

新NISA開始から半年

これまでの経過と現状について

提供元:東海東京証券

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新NISAの概要と導入の背景

新NISAは2024年1月から導入された日本の新しい少額投資非課税制度です。従来の「つみたてNISA」と「一般NISA」を統合し、より多くの国民が資産形成を行いやすくするために設計されました。新NISAの導入により、非課税期間の無期限化や年間投資枠の拡大が実現し、個人投資家にとって有利な環境が整いました。

新NISA導入後の利用状況

導入から半年が経過し、以下の点で新NISAの現状が明らかになってきました。

1. 利用者数の増加
新NISAは導入当初から多くの注目を集め、利用者数が着実に増加しています。特に、従来のNISA制度を利用していなかった若年層や新規投資家の間での関心が高まり、口座開設件数が前年同期比で大幅に増加しました。

2. 投資額の拡大
新NISAの年間投資枠の拡大に伴い、多くの利用者がこれまで以上に積極的に投資を行っています。特に、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」を併用することで、リスク分散を図りつつ高いリターンを目指す投資戦略が取られています。

新NISAで何が売れているの?

新NISAの導入に伴い、多くの投資家が新たな非課税投資枠を活用しています。その中でも特に人気が高い「売れ筋商品」についてご紹介します。

1.インデックスファンド
(人気の理由)
・手軽な投資:市場全体に投資することでリスクを分散することができる。
・長期運用に適した商品:コストが低く、長期的な運用に向いている。
⇒ 全世界株式インデックスファンド、米国株式インデックスファンド 等

2.アクティブファンド
(人気の理由)
・高いリターンが期待できる:運用のプロが市場の動向を分析し、高いリターンを目指す。
・多種多様な投資戦略:特定のテーマや地域に集中投資する戦略で指数よりも高いリターンを目指す。
⇒ グローバル成長株ファンド、新興市場ファンド 等

3. ETF(上場投資信託)
(人気の理由)
・低コスト:ETFは運用コストが低く、手数料も比較的安い。
・分散投資:一つのETFで複数の銘柄に分散投資が可能。
・流動性が高い:株式市場で取引されるため売買が容易。
⇒ 日経225連動型ETF、S&P500連動型ETF 等

4. 個別株式:高配当銘柄
(人気の理由)
・安定した高配当:高配当銘柄の中には、配当が高いのはもちろん株価が比較的安定している大型銘柄が多い。
・株価の上昇も期待できる:高い配当金に加え、株価上昇の期待もあり、NISA制度のメリットを享受しやすい。
⇒ 日本電信電話(NTT)、日本たばこ産業(JT)、KDDI、アステラス製薬 等

5. 個別株式:成長銘柄(米国株)
(人気の理由)
・高い成長期待:新NISAのメリットとは、NISA口座で購入した株式や株式投資信託等の運用で得られた配当金や利益が非課税になること=このメリットを最大限活かすために高成長が期待できる銘柄に投資。
⇒ エヌビディア、テスラ、アップル、アマゾン、マイクロソフト 等

まとめ

新NISAは旧NISAと比べて、非課税期間の無期限化や投資枠の拡大など様々な改良が施され、個人投資家にとって非常に魅力的な制度になりました。長期的な資産形成を目指すための有力なツールとして是非、活用を検討されてみてはいかがでしょうか。

(東海東京証券)

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