新規上場ETF・ETNの横顔

2026年5月28日上場

579A:グローバルX 銀ビジネス ETF

提供元:Global X Japan

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2026年5月28日に【グローバルX 銀ビジネス ETF】(銘柄コード:579A)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

基本情報

銘柄名・
コード
グローバルX 銀ビジネス ETF(579A)
ファンドの特色 信託財産の1口当たりの純資産額の変動率をSolactive Global Silver Miners Total Return Indexを円換算した値の変動率に一致させることを目的とします。
対象指標 Solactive Global Silver Miners Total Return Index(円換算ベース)
対象指標の概要 Solactive Global Silver Miners Total Return Indexは、Solactive AGが開発した、世界の銀鉱業に関連する企業への投資を目指す株式インデックスです。先進国および新興国(インド・中国・台湾を除く)に上場する銘柄のうち、銀の採掘・探鉱・精錬など銀鉱業を主要な事業とする企業群の中から、一定の時価総額および流動性基準を満たす20~40銘柄で構成されます。
※「Solactive Global Silver Miners Total Return Index(円換算ベース)」は、Solactive AGが算出する「Solactive Global Silver Miners Total Return Index」の米ドル建ての値を元にGlobal X Japanが円換算したものです。
計算期間 毎年5月11日~11月10日、11月11日~翌年5月10日
(※最初の計算期間は2026年5月26日から2026年11月10日まで)
分配金支払基準日 毎年5月10日、11月10日(年2回)
管理会社 Global X Japan株式会社
信託受託会社 三井住友信託銀行株式会社
売買単位 10口単位
信託報酬 税込0.6775%程度
上場日 2026年5月28日(予定)

新しいETFの特徴

銀(シルバー)の価格が歴史的な高値圏で推移しています。産業用需要の拡大や安全資産としての買いを背景に、2025年から2026年にかけて銀価格は大きく水準を切り上げ、銀への投資が改めて注目を集めています。

銀への投資を考える場合、ETF等を通じて現物の銀に投資する方法と、「銀鉱山株」への投資、つまりは銀採掘に携わる企業の株式に投資する方法の2種類が考えられます。

「グローバルX 銀ビジネス ETF」は、銀そのものではなく、銀採掘に携わる企業の株式、いわゆる「銀鉱山株」に幅広く投資できるETFで、米国上場の「Global X Silver Miners ETF(SIL)」に投資する仕組みとなっています。

※銀価格の上昇背景や、現物の銀に投資するETFについては、[こちらの記事]で詳しく解説しています。
本記事では、銀鉱山株に投資することの意味とメリットに絞って説明します。

銀鉱山株に投資する3つのメリット

銀への投資を考える際、現物の銀に投資する方法と並んで検討したいのが「銀鉱山株」への投資です。
現物銀への投資と比較したとき、銀鉱山株に投資するポイントは以下の通りです。


(注)上記はイメージであり、全てを説明しているものではありません。

ここでは3つのメリットについて、順に深掘りしてみましょう。

(1)鉱山企業の収益の特性-銀価格上昇の恩恵を増幅できる可能性
銀鉱山企業は、採掘設備の維持費や人件費といった固定費の割合が相対的に大きい傾向があります。
そのため、固定費を一定と仮定した場合、銀価格が当該企業の損益分岐点を上回る局面で上昇すると、利益は売上の伸びを上回って拡大することが期待されます。このような収益構造を背景に、銀価格の変動が企業の利益成長を通じて株価に影響を与えることで、銀鉱山株は現物銀への投資よりも大きなリターンを生む可能性があります。

実際に、銀価格が250営業日前と比較して20%以上上昇した局面を抽出し、同期間のSILのリターンと比較しました。その結果、抽出された全局面の平均リターンはSILが銀のパフォーマンスを上回っていました。加えて、各期間においてSILのリターンが銀価格の上昇率を上回ったケースは全体の5割超となっており、銀価格の変動に対して、銀鉱山株の値動きが増幅的となる傾向が示唆されています。

ただし裏を返せば、銀価格が下落した場合には株価の下落幅も大きくなりやすく、現物銀への投資と比べてボラティリティが高くなりやすい点には注意が必要です。

*固定費が一定で、かつ売上が銀価格に比例し、また変動費が0という仮定のもと計算
(注)上記はイメージ図です。

(注)期間は2010年4月19日から2026年3月31日まで(日次)。ローリングリターンベースで計算。米ドルベース、配当込み。(出所)BloombergよりGlobal X Japan作成
(注)期間は2010年4月19日から2026年3月31日まで(日次)。米ドルベース、配当込み。(出所)BloombergよりGlobal X Japan作成

(2)配当収入が期待できる
現物の銀に投資する場合、配当は受け取れません。一方、銀鉱山株には配当を支払う銘柄も多く含まれます。
銀価格上昇による値上がり益を期待しながら、配当収入も同時に狙えるのは、現物投資にはない大きな特徴です。
SILの12か月配当利回りは2026年3月末時点で1.10%と、S&P500指数の配当利回り(1.22%)と近い水準になっています。

*12か月配当利回りデータを取得できない銘柄を除く
(注)期間は2023年3月31日から2026年3月31日まで(月次)。12か月配当利回り、米ドルベース。保有上位4銘柄は2026年4月1日時点。(出所)BloombergよりGlobal X Japan作成

(3)一本のETFで銀鉱山株に分散投資できる
銀鉱山企業は世界各地に存在しますが、個別株を自分で選んで投資するのはハードルが高く、特定企業への集中リスクも伴います。
「グローバルX 銀ビジネス ETF」であれば、世界の主要な銀鉱山企業にまとめて分散投資することが可能です。
個別銘柄を選ぶ手間なく、ETFひとつで銀鉱山株への投資機会を得られます。

(注)2026年4月17日時点、四捨五入の関係で100にならないことがあります。 (出所)Solactive よりGlobal X Japan作成

銘柄選定プロセス

銀の採掘・探査・精錬等、関連企業を抽出し、時価総額や流動性をもとに組み入れ銘柄20-40銘柄まで絞り込みます。
特定銘柄に比率が偏らないようウェイトの調整を行い、ポートフォリオを構築します。
年2回(4・10月)に銘柄入れ替え、リバランスを実施します。

(出所)SolactiveよりGlobal X Japan作成

保有上位10銘柄

対象指数の保有上位銘柄には、カナダ・メキシコ・ペルー等世界中で鉱山を運営し採掘をおこなうパン・アメリカン・シルバーをはじめ、コー・マイニング、フレスーニヨ、ファースト・マジェスティック・シルバー等様々な鉱山企業が組み入れられています。こうした銘柄の多くは、銀だけでなく金や亜鉛、鉛、銅等他の金属の採掘も同時に行っています。

鉱山運営会社以外にも、金属ストリーミング契約(投資会社が先にお金を出し、鉱山会社は将来の金属を安く売る約束をする仕組み)を手掛け自身は鉱山を保有しないウィートン・プレシャス・メタルや、亜鉛をはじめとした非鉄金属の精錬大手である高麗亜鉛(コリア・ジンク)等多様な企業が含まれています。

(注)2026年4月17日時点。
(出所)Solactive、Bloomberg、各種情報よりGlobal X Japan作成

【参考情報】
● 情報ベンダーコード
(ETFコード)
Quick:579A/T、Bloomberg:579A JT Equity、Refinitive:579A.T
(対象指標)
Bloomberg:SOLGLOSI Index

● 対象指標の算出要領
https://www.solactive.com/downloads/Guideline-Solactive-SOLGLOSI.pdf

(PDFがダウンロードされます。ご利用ブラウザによって1回目のクリックでエラーが出る場合がございますので、その際は複数回お試しください)

※指数のディスクレーマーについては下記をご参照ください。
本ファンドは、SOLACTIVE AG (以下「SOLACTIVE」)、その関連会社(総称して「SOLACTIVE当事者」)が支援、保証、売却または宣伝するものではありません。SOLACTIVE INDEXは、SOLACTIVEの専有財産です。SOLACTIVE およびSOLACTIVE INDEX の名称は、SOLACTIVE もしくはその関連会社のサービスマークであり、Global X Japan株式会社による特定の目的のための使用について許可されているものです。いかなるSOLACTIVE当事者も、発行会社、本ファンドのオーナー、またはその他の個人もしくは事業体に対して、ファンド投資一般、本ファンドへの投資、もしくはSOLACTIVE INDEXが対応する株式市場パフォーマンスを記録する能力に関して、明示・黙示を問わず一切の表明または保証を行いません。SOLACTIVEもしくは関連会社は、本ファンド、発行会社、本ファンドのオーナー、その他の個人もしくは事業体とは無関係にSOLACTIVEが決定、構成、計算するSOLACTIVE INDEXに関する特定の商標、サービスマーク、商号のライセンサーです。
いかなるSOLACTIVE当事者も、SOLACTIVE INDEXについて決定、構成または計算するにあたり、発行会社または本ファンドの所有者、またはその他のあらゆる個人または事業体のニーズを考慮する義務を負いません。いかなるSOLACTIVE当事者も、本ファンドの発行時期、価格、数量に関する決定、本ファンドの償還価格及び数式の決定及び算定に参加しておらず、且つその責任を負いません。さらに、いかなるSOLACTIVE当事者も、本ファンドの運営、マーケティング、またはオファリングに関連して、発行会社、本ファンドのオーナー、その他の個人もしくは事業体に対して一切の義務または責任を負いません。SOLACTIVEは、SOLACTIVEが信頼できると考える情報源からSOLACTIVE INDEXの算出に使用するための情報を入手するものとしますが、いずれのSOLACTIVE当事者も、SOLACTIVE INDEXまたはそのデータの独創性、正確性、完全性について一切保証しません。SOLACTIVE当事者は、発行会社、ファンドのオーナー、その他の個人もしくは事業体がSOLACTIVE INDEXもしくはそのデータを使用して得る情報またはその結果に関して、明示・黙示の保証をしません。SOLACTIVE当事者は、SOLACTIVE INDEXもしくはそのデータについての、もしくはそれらに関連する誤り、省略、中断について一切の責任を負いません。さらに、SOLACTIVE当事者は、いかなる種類の明示・黙示の保証責任も負わず、SOLACTIVE INDEXもしくはそのデータに関して、商品性および特定目的への適合性に関する保証をここに明確に否認します。上記のいずれをも制限することなく、いかなるSOLACTIVE当事者も、直接、間接、特別、懲罰的、結果的な損害、及びその他の損害(逸失利益を含む)について、そのような損害の可能性について通知された場合においても、一切責任を負いません。

用語解説

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